先日、良さそう~とふれた、
BBCテレビ映画「ホーキング」良かったです!
あの、「宇宙を語った」スティーヴン・ホーキングのケンブリッジ大学時代のお話です。
2004年に放映されて(その時はロンドンにいたくせに知らなかったよ)DVDは出たけど
今はほとんど入手不可能のようで、一番上のリンク先=アマゾンUKでは中古が£100....
まあ、もとから日本版はないので、ここはアカデミックな英語の勉強と思ってYouTubeへGO!
当然、物理学の話も出てきますが、そっちは勉強するつもりはないのでスルーと
最初から思っていれば苦しまずに済みますw
逆に「お、物理学と言ってもけっこう英語単語は難しくない」と気が楽に。
話は、1978年ストックホルムでのふたりの物理学者ノーベル賞インタヴューと
1963年イギリスでホーキングが21歳の誕生日パーティーで、好きな女の子と夜空を見上げて宇宙を語るシーンが平行して進行します。
・・・いいなあ! 頭の良い黒ぶちメガネが似合う長身の純粋な青年と、
庭の芝生に寝っ転がって星を眺めるなんて たとえ曇りでも目にが浮かぶよね!
でも「もう中に入りましょう」と促されても、ホーキングは起き上がれない。
脳の命令が筋肉に伝わらないALSという病気の発症ー
物理学という分野でも信じるものに熱中する男は美しい。
セオリーを発見する時の夢中っぷり、発見した時の笑顔が天使のようだ。
たとえ手足が思い通りに動かなくても、滑舌の良さを失い舌がもつれても。
ー ベネディクト・カンバーバッチが演じているから??
この後、YouTubeからの私へのおススメ(横に出る関連動画。これって、
危険な誘惑)で良かったのが、
テレンス・ラティガン(劇作家)のドキュメンタリー
ロンドンは演劇の都、そうか、劇場は多いし、シェイクスピアの国だからね。
その背景で、ラティガンは71年にナイト爵を受けたすごい人らしい。
要するに、演劇/映画界の尊敬されている作家の話が、
"My name's Benedict Cumberbatch, and I'm going to take you back in time ."
と始まるのです~~。わーーい! どこに連れてってもらえるの!
しかもこっちは英語字幕つきだから、リーディングの勉強もできるね。
(この放送は2011年7月と書いてあるので、別に自己紹介してもらわなくても
すでにドラマ「シャーロック」がヒットして有名人じゃ?謙虚さの表れ?という疑問は嬉しさで吹っ飛ぶ)
ベネディクトは、今やドラマやメジャー映画でも人気俳優ですけれど、
もともと劇場でのシェイクスピア等のキャリアがあり、
この40~50年代の流行作家ラティガンを今世紀になってリバイバルさせた作品にも出演しています。
外交官の息子としてアッパーミドル階級出身でありながら、
ゲイであったため(当時は非合法)成功しながらも異端の道をたどったラティガンとは・・・?
そして映像は、昔のウエスト・エンドから、パブリック・スクールのハーロウへ。
「ホーキング」ではケンブリッジを見ましたが、こっちはその前の中高等教育ですね。
そこは、ラディガンと、ベネディクトの出身校。ああ、ふたりともおぼっちゃん。
65年違いで同じ寮だったのも何かの縁?
学生の写真群の中から、自分とラティガンの姿を見つけるベネディクトが楽しそう 昔はブロンドだったと証拠写真を見せている。(私は黒髪の方が断然いいと思うんですけど・・・)
その中の1枚でベネディクトが身につけているのが演劇部のネクタイで、なんとネズミ柄! Rat(ネズミ) Rattingan(ラティガン)
「ハーロウ・スクールは政府高官を輩出したり王室メンバーも通うが、僕のような一般人ももちろんいる。演劇に特化していたわけではないが演劇部はある。でも子供達の親としては、それは趣味の範囲にとどめてもらいたい分野で、子息達には将来、官庁とか、医者か弁護士にでもなってほしいから名門校に入れたのに、ラティガンも自分と同じく親の期待してなかった演劇の道に進んでしまった・・・・」
とカンバーバッチ・プレゼンターは語る。
さあ!このお話と続きが見たい方はこちら たっぷり60分
[[youtube:-mF27uO6QiA]]
ああ・・こんなにオタク活動してて、いいのか。
そうだ、英語の勉強ってことだったんだ。勉強。勉強ですよ
*よろしければ、勉強する気になった方、左のリンク集の辞書をお使いくださいね。
6月15日 追記
「シャーロック」シリーズ2のDVDに入っているコメンタリー(A Scandal in Belgravia )で、制作者の誰かと(ゴメンナサイ、声だけで聞き分けられません)ベネディクト・カンバーバッチが、ストーリー中のジョンのシャーロックへの愛のことを語っていて、おふざけで「Man's LoveだからMaveだね」なんて言いツツ、「決して正面切って表現されることのない、極めてイギリス的な感情を描いてるんだよね。」「ラティガン的!」とコメントしておりました。このBBCドキュメンタリー見てなかったら、何のことかわからなかったな!と思わずニヤリ・・・
BBCテレビ映画「ホーキング」良かったです!
あの、「宇宙を語った」スティーヴン・ホーキングのケンブリッジ大学時代のお話です。
2004年に放映されて(その時はロンドンにいたくせに知らなかったよ)DVDは出たけど
今はほとんど入手不可能のようで、一番上のリンク先=アマゾンUKでは中古が£100....
まあ、もとから日本版はないので、ここはアカデミックな英語の勉強と思ってYouTubeへGO!
当然、物理学の話も出てきますが、そっちは勉強するつもりはないのでスルーと
最初から思っていれば苦しまずに済みますw
逆に「お、物理学と言ってもけっこう英語単語は難しくない」と気が楽に。
話は、1978年ストックホルムでのふたりの物理学者ノーベル賞インタヴューと
1963年イギリスでホーキングが21歳の誕生日パーティーで、好きな女の子と夜空を見上げて宇宙を語るシーンが平行して進行します。
・・・いいなあ! 頭の良い黒ぶちメガネが似合う長身の純粋な青年と、
庭の芝生に寝っ転がって星を眺めるなんて たとえ曇りでも目にが浮かぶよね!
でも「もう中に入りましょう」と促されても、ホーキングは起き上がれない。
脳の命令が筋肉に伝わらないALSという病気の発症ー
物理学という分野でも信じるものに熱中する男は美しい。
セオリーを発見する時の夢中っぷり、発見した時の笑顔が天使のようだ。
たとえ手足が思い通りに動かなくても、滑舌の良さを失い舌がもつれても。
ー ベネディクト・カンバーバッチが演じているから??
この後、YouTubeからの私へのおススメ(横に出る関連動画。これって、
危険な誘惑)で良かったのが、
テレンス・ラティガン(劇作家)のドキュメンタリー
ロンドンは演劇の都、そうか、劇場は多いし、シェイクスピアの国だからね。
その背景で、ラティガンは71年にナイト爵を受けたすごい人らしい。
要するに、演劇/映画界の尊敬されている作家の話が、
"My name's Benedict Cumberbatch, and I'm going to take you back in time ."
と始まるのです~~。わーーい! どこに連れてってもらえるの!
しかもこっちは英語字幕つきだから、リーディングの勉強もできるね。
(この放送は2011年7月と書いてあるので、別に自己紹介してもらわなくても
すでにドラマ「シャーロック」がヒットして有名人じゃ?謙虚さの表れ?という疑問は嬉しさで吹っ飛ぶ)
ベネディクトは、今やドラマやメジャー映画でも人気俳優ですけれど、
もともと劇場でのシェイクスピア等のキャリアがあり、
この40~50年代の流行作家ラティガンを今世紀になってリバイバルさせた作品にも出演しています。
外交官の息子としてアッパーミドル階級出身でありながら、
ゲイであったため(当時は非合法)成功しながらも異端の道をたどったラティガンとは・・・?
そして映像は、昔のウエスト・エンドから、パブリック・スクールのハーロウへ。
「ホーキング」ではケンブリッジを見ましたが、こっちはその前の中高等教育ですね。
そこは、ラディガンと、ベネディクトの出身校。ああ、ふたりともおぼっちゃん。
65年違いで同じ寮だったのも何かの縁?
学生の写真群の中から、自分とラティガンの姿を見つけるベネディクトが楽しそう 昔はブロンドだったと証拠写真を見せている。(私は黒髪の方が断然いいと思うんですけど・・・)
その中の1枚でベネディクトが身につけているのが演劇部のネクタイで、なんとネズミ柄! Rat(ネズミ) Rattingan(ラティガン)
「ハーロウ・スクールは政府高官を輩出したり王室メンバーも通うが、僕のような一般人ももちろんいる。演劇に特化していたわけではないが演劇部はある。でも子供達の親としては、それは趣味の範囲にとどめてもらいたい分野で、子息達には将来、官庁とか、医者か弁護士にでもなってほしいから名門校に入れたのに、ラティガンも自分と同じく親の期待してなかった演劇の道に進んでしまった・・・・」
とカンバーバッチ・プレゼンターは語る。
さあ!このお話と続きが見たい方はこちら たっぷり60分
[[youtube:-mF27uO6QiA]]
ああ・・こんなにオタク活動してて、いいのか。
そうだ、英語の勉強ってことだったんだ。勉強。勉強ですよ
*よろしければ、勉強する気になった方、左のリンク集の辞書をお使いくださいね。
6月15日 追記
「シャーロック」シリーズ2のDVDに入っているコメンタリー(A Scandal in Belgravia )で、制作者の誰かと(ゴメンナサイ、声だけで聞き分けられません)ベネディクト・カンバーバッチが、ストーリー中のジョンのシャーロックへの愛のことを語っていて、おふざけで「Man's LoveだからMaveだね」なんて言いツツ、「決して正面切って表現されることのない、極めてイギリス的な感情を描いてるんだよね。」「ラティガン的!」とコメントしておりました。このBBCドキュメンタリー見てなかったら、何のことかわからなかったな!と思わずニヤリ・・・