「Fortysomething」の感想です。
「Parade's End」や「Tinker Tailor Soldier Spy」などの濃い作品の合間に「Starter For 10」やこれなどのコメディを見てこそ本望だと思えて来た日々、着々とファンの泥沼王道に足を踏み入れています。ベネディクト・カンバーバッチは貴族か天才の役が似合うと信じていたあの頃が懐かしい。。。。
こちらは、2003年のテレビドラマで50分×6エピソード。監督・主演ヒュー・ローリー。
タイトルの意味は「40代」。中年の危機に差し掛かったポールが、3人の息子達が成長して仕事に復帰した妻となんとかロマンチックな関係を取り戻そうと悪あがき・妄想・空回りするお話です。ポールはGP(地域の公クリニック)の医者、舞台はチューブの駅が出て来るからロンドン郊外です。
ベネディクトの役は長男ローリー、真面目な親思いのいい子、弟に彼女を盗られ冷静なフリをしつつも黙ってはいない。パパの左側に写っているのが次男ダニエル一番要領いいタイプ、私がとっても気に入ったのは末っ子のエドウィンで左下です。ブロンドの女子ふたりは、姉妹で上ふたりの息子達のガールフレンド。
まず、上の2作品に比べて日常会話の英語なのでほっとします!さらに台詞わからなくても見るだけでもかなり理解できると思います。だってヒュー・ローリーの顔があまりに可笑しくて。。。
いえそれだけじゃなく、妻がゲイの女性の上司と働いているからと関係を心配したり、同僚の医者(この人がすごい!怪演!)に妻を狙われたり、息子達が女の子を家に連れ込んで居場所がなくなったり、近所の人から変人と誤解されるような出来事が次から次へと起こりますので、あまり英語のことには考えずに楽しめます。
長男らしく落ち着いて一家でママの次にまともなキャラなんだけど、どこかヘン。それは役のキャラなのか、俳優さんのせいなのか、たぶんどっちもですね。
ヒマなボランティア先でクリップの仕分け。。。
この組み合わせもね。。。いや、家族の話なんだからアリなんですけど小道具が浮いている・・・気がする
そして集合写真では写りがあまりよくないのですが、すごくかわいかったのが三男のエドウィンでした。パパに書類を届けるのに、70年代っぽい茶色のスーツを着てるところなんてモデル君みたいでした。まだ少年体型なんですけど、この時のこの人にはそれが良かった!もう9年前の作品だから今ごろどうなっているのか。実は彼の恋愛が、このドラマの中で一番お気に入りのシーンです。もう1度ティーンになったらこういう男の子と恋愛したいとさえ思った。
最後に、同僚の怪医者が黄色い靴下をはくシーンがありまして、それは女性から愛の告白をされたテキスト・メッセージ「Wear the brightest socks you can find...(できる限り派手なソックスを身につけてね...)」に対する彼の反応なんですね。それって、シェイクスピアの「十二夜」にも出てくる、道化のお笑いシーンなんです。それを、21世紀の道化は、ビートルズを歌いながらやってのけるんですよぅ!
ヒュー・ローリーはイートン~ケンブリッジの高学歴コメディアンでもあるので、きっと私の知らない元ネタのあるパロディもあるんだろうなあ。わかる方、ぜひ教えてくださいませ。
そうそう、彼と仲が良いらしいスティーヴン・フライが魚屋で出て来るのも笑えました。
「Parade's End」や「Tinker Tailor Soldier Spy」などの濃い作品の合間に「Starter For 10」やこれなどのコメディを見てこそ本望だと思えて来た日々、着々とファンの泥沼王道に足を踏み入れています。ベネディクト・カンバーバッチは貴族か天才の役が似合うと信じていたあの頃が懐かしい。。。。
こちらは、2003年のテレビドラマで50分×6エピソード。監督・主演ヒュー・ローリー。
タイトルの意味は「40代」。中年の危機に差し掛かったポールが、3人の息子達が成長して仕事に復帰した妻となんとかロマンチックな関係を取り戻そうと悪あがき・妄想・空回りするお話です。ポールはGP(地域の公クリニック)の医者、舞台はチューブの駅が出て来るからロンドン郊外です。
ベネディクトの役は長男ローリー、真面目な親思いのいい子、弟に彼女を盗られ冷静なフリをしつつも黙ってはいない。パパの左側に写っているのが次男ダニエル一番要領いいタイプ、私がとっても気に入ったのは末っ子のエドウィンで左下です。ブロンドの女子ふたりは、姉妹で上ふたりの息子達のガールフレンド。
まず、上の2作品に比べて日常会話の英語なのでほっとします!さらに台詞わからなくても見るだけでもかなり理解できると思います。だってヒュー・ローリーの顔があまりに可笑しくて。。。
いえそれだけじゃなく、妻がゲイの女性の上司と働いているからと関係を心配したり、同僚の医者(この人がすごい!怪演!)に妻を狙われたり、息子達が女の子を家に連れ込んで居場所がなくなったり、近所の人から変人と誤解されるような出来事が次から次へと起こりますので、あまり英語のことには考えずに楽しめます。
長男らしく落ち着いて一家でママの次にまともなキャラなんだけど、どこかヘン。それは役のキャラなのか、俳優さんのせいなのか、たぶんどっちもですね。
ヒマなボランティア先でクリップの仕分け。。。
この組み合わせもね。。。いや、家族の話なんだからアリなんですけど小道具が浮いている・・・気がする
そして集合写真では写りがあまりよくないのですが、すごくかわいかったのが三男のエドウィンでした。パパに書類を届けるのに、70年代っぽい茶色のスーツを着てるところなんてモデル君みたいでした。まだ少年体型なんですけど、この時のこの人にはそれが良かった!もう9年前の作品だから今ごろどうなっているのか。実は彼の恋愛が、このドラマの中で一番お気に入りのシーンです。もう1度ティーンになったらこういう男の子と恋愛したいとさえ思った。
最後に、同僚の怪医者が黄色い靴下をはくシーンがありまして、それは女性から愛の告白をされたテキスト・メッセージ「Wear the brightest socks you can find...(できる限り派手なソックスを身につけてね...)」に対する彼の反応なんですね。それって、シェイクスピアの「十二夜」にも出てくる、道化のお笑いシーンなんです。それを、21世紀の道化は、ビートルズを歌いながらやってのけるんですよぅ!
ヒュー・ローリーはイートン~ケンブリッジの高学歴コメディアンでもあるので、きっと私の知らない元ネタのあるパロディもあるんだろうなあ。わかる方、ぜひ教えてくださいませ。
そうそう、彼と仲が良いらしいスティーヴン・フライが魚屋で出て来るのも笑えました。