Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

ピアノにのったマーティン

2013-05-13 23:00:00 | Cabin Pressure
キャビン・プレッシャー0304 Ottery St Mary のファン・アートの、ピアノを押すダグラスとアーサーの絵↓



こちら以外にもいくつか見かけるのですが、決まってマーティンがピアノに乗っているのはなぜかとずっと思っていました。そして脚本家ジョン・フィネモアのブログを読んでやっとその謎がとけました。

カットされた脚本ではこうだったのですね!(ブログの最後のところ)

DOUGLAS: ...yes, yes, alright. Let’s start pushing.  
・・ハイ、ハイ、よ~し。さあ押すぞ。

MARTIN: Thank you so much! Except of course... I can’t really push. Because of my ankle? 
ほんとうに助かるなあ!ただ、ご覧のとおり・・・僕は無理だよな。だってこの足だろ?

DOUGLAS: Alright. Arthur and I will push. You can walk alongside 
そうだな。アーサーと僕で押そう。一緒に歩いて来ればいい。

MARTIN: ...I don’t think I can. Not for a mile. Again, the ankle.
・・・それも無理な気がする。1マイルはなぁ。ほら、足が。

DOUGLAS Then what do you suggest? 
それで君はどうしたらいいと?

MARTIN Well… I thought perhaps, if I were to do this…
・・・うーん、そうだな~、もしも僕がやるってことなら・・・

(FX INDISTINCT NOISE ゴソゴソっとした効果音)

DOUGLAS: Ah. I see. ‘Hello Ottery St Mary. Please welcome Douglas Richardson and Arthur Shappey, and joining them, on the piano, Martin Crieff.’ 
ああ。そう来る。「ハロー オッタリー・セント・メアリー。迎えておくれダグラス・リチャードソンとアーサー・シャピー、一緒に来たよ、ピアノにのったマーティン・クリフ。」♫

*ロジャーさんの美声でこの歌が聞きたかったなあ!

それ以外にも、MJNエアーは、最初 'Icarus Airways/イカロス・エアウェイズ' だったと書いてあります!
ジョンがキャロリンのキャラを作り上げているうちに、こんなバカな名前はつけそうにないと気がついたそうです。でもつけそうな人は他にいた・・・

このブログには私の別の疑問、なぜマーティンが代役のエピソードはひとつ(0303Newcastle)なのかも書いてありました。キャビン・プレッシャーの公開録音は2回分を続けて同じ日にやってるはずなのにです。5/14追記実はこのOtteryも代役のトムさんは公開録画では演じました。でもその時にはマーティンのヴァンのエピソードということでマーティンが登場するシーンだけベネディクトが復活する予定の別のレコーディングの後に録音し直すことにキャスト全員合意していたのです・・!さらにその再テイクまで2週間時間ができたので、ジョンは脚本を練り直すことができたため、本人も大満足のエピになったと。あ~、それでOtteryの完成度・幸福度が尋常じゃないわけがわかりました。追記ここまで
これを読み代役のトムさんを好きになって、またNewcastleも聞こうと思ったのでした・・・