またまた見てきました!
場所が変わって虎ノ門ヒルズ内のホテル「アンダーズ東京」スタジオ。
ステキなビルの51Fというロケーションも魅力なんです。
2回目は気持ちに余裕があり1回目と違うところが目や耳に入ってきます。
本日でこのフェスでの公開は最終日となるので、少し詳しく内容を書いてみます。
ロミリー(ベン)とフィオナ(アリス)は兄妹で孤児。父はアル中(だったかな、ちょっと曖昧)のセックス依存症だった。母の思い出は語られず、お互いが唯一の家族のようだ。フィオナは年上の彼と住んでいるが彼女曰く束縛的。しかし彼女自身が心を病んでいる気味なのでホントのところはどうか不明。彼女は母親のバーバリーのコートを着て横暴なセレブのふりをしてプラダに入店し、シャンパンを振舞われながら試着をして「気に入ったものはなかった」と言って店を立ち去ると兄に語る。
ロミリーのアパートメントの入り口で、ふたりの大好きだったミュージシャン=ジェイがエホバの証人の出版物を売っていた。ちょっと興奮して部屋で踊る兄妹。たぶん、そのCDに夢中になっていた頃をそれぞれに思い出しているのかも。。。
彼の家には戻らずに兄のところに泊めてもらう妹。お揃いのシマシマのパジャマを着て昔のように仲良く眠るふたり。
親に苦労した分、年下の妹は自分が幸せにすると決めている兄の妹全肯定の姿が清々しい。朝、近くのカフェでコーヒーを飲むふたりはお互いがいて幸せそう。
というダークな話なんだけど、シドニーの空気のせいか、どこか抜けていてカジュアルで、閉塞感がないです。その土地の影響というものを意識させられました。
緑色のTシャツに長め黒髪がとても鮮やかなウィショーさんです。日の差す部屋でソファーに座ると半ズボンから出た脚の毛に視線が釘付けになってしまいました。
しかし映画の中では洗面所で鼻毛を抜いているという・・・(?!)鼻毛までは見えませんでしたけどね。
そのコットンチノの半ズボンでお尻をこっちに向けて床にしゃがみ込むと、細ーいウィショさんの腰骨下部に目が行ってしまうという。
顔や手も好きなんですが、普段クローズアップされない部位が新鮮なものでつい。
たまにはオゾンに穴の空いたオーストラリアの空気で好きな俳優さんが見られるのもいいものです。
部屋のソファーの横には洗濯物が干してあって、それは本当にウィショーさんのパンツではないでしょうけどもちょっとクスッとなりました。
あとロミリーの部屋にかかった、ブルーグリーン調の、鳥人間みたいな絵も好き。グリーンのTシャツと見事に調和して。パジャマのブルー、部屋のベージュ、カジュアルなんだけど、おしゃれなアパート(名前は「サヴォイ」というのもカワイイ)だし色も計算されてるし、モダンなオーストラリアの雑誌を思い出しました。