2015年にロンドンから日帰りで
2019年にロンドンから1泊で
2020年にロンドンから1泊を2回
と、私のオックスフォードの旅時間が増えるにつれ、最初見えなかったものが見えてきたのは当たり前のことなのですが、そのひとつが「Boswell & Co. Department Store」という創業1738年の百貨店です。
ところが見つけたその瞬間に「閉店セール」のケバケバしい垂れ幕が。。。
ついてないのか、それとも最後の瞬間に間に合ったというべきか。
商品は残ってるものの閉店セールだけあって寂しさ満点の店内で、私の得意の宝探しにほんのちょっぴり火がついて、グリーティングカードと10%off(閉店セールにしては余裕な値引き率w)になってたオモチャを購入しました。
レジではいったん「袋はいいです」と言ってから、やっぱりロゴ入りの袋を記念に貰っておきたくなって前言撤回。
袋だって閉店したら使い道なく廃棄されてしまうのでしょうか。イギリスのことだから、チャリティ団体にでも寄付されるでしょう。
折しもコロナでその閉店日は前倒しになり、最後に残った薬局部が4月11日、一昨日に営業を終えたそうです。
袋にはオックスフォードの顔「ラドクリフ・カメラ」などの風景画
グーグルストリートビューではどうなっているのかなと覗いてみましたら、
まだ在りし日の姿をとどめていました。2018年の様子が最新でした。
ストリートビューって過去の姿も辿れるので、ちょっとこの機会に見てみますと
2012年、クイーンのダイヤモンド・ジュビリー(60周年)
2014年
2017年(右の書店がアリス特集です)
2018年
このデパートは個人経営なので名前も知らなくてその存在を確認するまで3回かかってしまったんですが、
イギリスも日本と同じくチェーン百貨店が全国の都市に出店しています。
オックスフォードにも、ロンドンと同じ「デベナムズ」「ジョンルイス」があり、ユニクロとかザラもH&Mもがあって、現代に生きる人にはもちろん必要だけれどオックスフォードにしかない、というものをついつい求めてしまう。
ボスウェルのすぐ近くのセント・マイケル・アット・ザ・ノース・ゲイト教会に入った時、ショップの女性と少し話をして、彼女は東京に行ったことがあり、銀座の夜のイルミネーションがとても印象的だったと話してくれました。それで私はオックスフォードにも古くて素敵なデパートがあるのに閉店なんて残念だ、と言ったら、彼女はウエスト・ゲート・ショッピングセンターができたと教えてくれました。
ショッピングセンターというだけで足が向かなかったんですが、次回があれば行ってみようかな。