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ちょっと久しぶりにNetflixをのぞいたら、前の記事の「ビルド・ア・ガール」の隣にこの「シェイクスピアの庭」もお勧めされていて、せっかくなのでこちらも見ました。
「ナイル殺人事件」に次ぐケネス・ブラナー監督・主演作、春のケンちゃん祭りは始まっている。
「ヘンリー8世」上演中にグローブ座が全焼し、仕事を辞めてほぼ縁も切れていた(単身赴任だったのね・・・)故郷に帰ってきたシェイクスピアの話です。
映画では「なぜ筆を折ったのか」ときかれたシェイクスピアがそれに回答したかわからなかったのですが、別の会話で非難された時に、劇団トップの仕事量の多さ、責任の重さをシャウトしてましたのでそれが理由なのかなと推察しました。Wikiには、グローブ座の火事の原因は「特殊効果の大砲で屋根に火が点いた」とありますので演出を巡る責任を問われたのかもしれません。
さて、シェイクスピアには子供の時に亡くなった息子がいました。名前はハムネット。ハムレットとどっちが先なのでしょう??冒頭で息子の魂…ゴーストが「僕のストーリーを終わらせて」とパパに語り掛けます。
日本でも2年前に劇場公開されているので、ネタバレで書きますが、
ケネス・ブラナーが意図したかどうかは不明ですが、とっても「ビルド・ア・ガール」に次ぎフェミニズムな謎解きでした。
当時、英国でも女の子は学校に行けず家事手伝い、期待される仕事は嫁に行って子孫を繁栄させること。それに従いシェイクスピアも詩を書ける息子を愛し、しかも亡くなったものだからその愛も特別に。
息子の死の原因は疫病とされていたのですが、真相は、詩を作ったのは生き残った双子の娘の方で、その事実を娘がパパに告げようとしたところ、詩を作れるから愛されていると勘違いした息子は自死していた。
これは痛い!愛する息子を死に至らしめた原因が息子の才能への愛とは。性別による役割への期待が女も男も不幸にした例がここに・・・
それとは別に、貴族サウサンプトン伯爵(イアン・マッケラン)との当時の禁断の愛のような台詞もあり、誰か?と思ったらシェイクスピアのパトロンで、彼の肖像画を見たらたいへんな美男子だったみたいなんですよ。共に晩年ということで想像し難かったけど、そうか~シェイクスピアは王様女王様に雇われてたとなぜか思ってましたが、そうですよね、芸術家にはパトロンがいないとその才能も生かされないですよね。美しい芸術を愛する伯爵の話も誰か映画かドラマにしてくれないものでしょうか。
Netflixにあるんですね!
公開時1度観たっきりなので内容をすっかり忘れてしまい(汗)
AmazonPrimeの観たいものリストに入れてましたが
レンタルなのでちょっと渋っていました。
月額利用料が安いと思い、ついついレンタルもしがちだったので…
よかった!
こちらを読ませていただいて自分の記憶力の乏しさを再確認しました…
早速復習して参りま~~す。
ありがとうございます!
劇場でご覧になってるのですね。
>>AmazonPrimeの観たいものリストに入れてましたが
~
月額利用料が安いと思い、ついついレンタルもしがちだったので…
得てして「他では見られないレアもの」に限って有料だったりする密林ですね。
他の配信を契約してなかった時は単品でよく利用してましたが
NetflixとディズニーとU-nextが見れる今となっては・・・^^;
>得てして「他では見られないレアもの」に限って有料だったり
はい。これは商売上手というべきなのでしょうか…(悔しい)
>NetflixとディズニーとU-nextが見れる今
うらやましい!
お仕事頑張ってますからこれくらいの楽しみはご褒美ですね!
この映画、私は映画館でみましたが、Netflixに入ってるのに気づいてマイリストに登録し……まだみてません(苦笑)。
>名前はハムネット。ハムレットとどっちが先なのでしょう??
ハムネットが先でした。亡くなった息子と一文字違いの名前を主人公にして、父親の亡霊で始まる芝居を書いたシェイクピアの心境はどんなものだったんでしょう。わりと最近、ずばり「ハムネット」という題の小説の日本語訳が出版され、私も一応気になってますが結局まだ読んでません(最近そんなのばっかりです)
https://www.shinchosha.co.jp/book/590176/
>>これは商売上手
悔しいので以前はプライム会員にはならずに単発で購入してました。
>>お仕事頑張ってますから
いえ・・・Netflixは私が辞めたとたん娘が入って、そのアカウントで
私も見てます。U-nextは家の保険についてきて、アマプラは
電気とガスについてきて、まともに課金してるのはディズニーだけなんです。
>>ハムネットが先でした。~~~わりと最近、ずばり「ハムネット」という題の小説の日本語訳が出版され
おおお、これは興味をそそられます!ありがとうございます!!