去年見逃していた「トーべ」がアマゾンプライムにあるのを見つけました。
ムーミンの作者だとは直結してたけれど、彼女は多彩な芸術家ということが見初めてわかり、予想以上に集中して見れました。
しかしなかなか、私が持ってたトーベの「地味な存在の女子作家」というイメージは覆されました。彼女の性格や見た目は今の日本で言ったら天然系の不思議ちゃんっぽく可愛らしくて親しみを持ちやすいんですが、こと恋愛と仕事への姿勢は100年前のフィンランドってこんなに自由だったの?!と驚くほど自分に自信を持って積極的だったのです。いやー!怖いわ!こういうのが一番!
もちろん彼女はアーティストの両親に生まれた生粋のアーティストなのでフィンランド国民一般が自由だったわけではないにしろ、なんか進んでる文化〜と羨ましい限りです。
トーべが脚本、美術を担当した舞台のムーミンがあったことはなかなかにびっくり。衣装というかムーミンの被り物が素人ぽすぎたのも可愛かった。
物足りなかったのはムーミンの誕生のいきさつや製作過程でした。その辺は自分も絵を描くにあたり知りたいことだったので。ドキュメンタリーではなく伝記映画だけど、そういう視点の絵描きの物語をもっと見たいです。
観られましたか~
そう、トーベ・ヤンソンって、恋愛面においては全然地味じゃなくて、むしろ積極的ですよね!
私も想像してたトーベのイメージと違っててビックリでした。
>>舞台のムーミン
本やアニメのキャラクターって、着ぐるみになってもかわいいキャラと、着ぐるみになるとかわいくなくなるキャラに分かれると思うんですが、ムーミンは後者だなと、私はこのシーンを観てそう思いました。。
>>物足りなかったのはムーミンの誕生のいきさつや製作過程
はい!私もそっちを期待してたんですが、そっちではなく恋愛関係をメインにしてましたよね~
枝龍さんも、彼女には地味なイメージを持ってましたか?!
ムーミンのマンガが暗いトーンだからなのでしょうか、なぜかそう思ってましたよね。
>>着ぐるみになるとかわいくなくなるキャラ
作者が衣装担当だったにもかかわらず、あの袋被った背の高い生き物はムーミンに見えにくかった・・・私たちが当時のフィンランド人に比べ想像力がなさすぎる・・・わけではない気がしますがね〜
>>恋愛関係をメイン
なぜか意外だったという(先入観のせいでしょうけど)
ちょっと思ったのは、多くの男性画家も恋愛では自分勝手な人多くて不愉快なのと
似てるような。別に自己犠牲しろとか誠実じゃないと許さんとは思ってないけど、
「その人がそんなにいいの?!」って思ってしまって共感しにくいです。
単に好みの問題ですね!例えば相手役がコリンだったとしたら、「うん、気持ちわかるよ、そう簡単に忘れられっこない」となるという!