ニューズウィーク日本版が今「世界が賞賛する日本の暮らし」と言う特集をしています。
「え〜?!外資メディアまで『日本すごい万歳』な記事?」と思いリードを眺めてたら「オタクにとって日本ほど居心地の良い国はない」と言う中国出身のオタク女性の記事に目が留まりした。
そのはちこさんは、日本に就職して本も出版されて外国で好きな分野で活躍されている立派な方です。
一口にオタクと言っても色々な分野があり、当の私も2次元の映像見て家にいるの大好きだからオタクと自認しているのですが、その記事でのオタクとはアニメ、特に同人誌、特にカップリング関係のようで、そうなると全く私とは被ってない他人の世界。
でも外国人の方が日本のアニメが好きで、中国でも今や同じコンテンツをほぼ同時に観れるから日本に行く必要ないと思っている中国人オタクも多いけど、やはり本場は掘れる深さも違うと中国の人は知らないとおっしゃって日本に住んでることが幸せなことを知り、
過去にイギリスの音楽が好きでロンドンに遊びに行って、本場の音楽シーンに触れた興奮を思い出し、わかるわかる!と共感してしまいました。
日本でも輸入盤レコードは買えるけど、ロンドンでは音楽の場に入っていけるのがすごい、ミュージシャンみたいなかっこいい人がマーケットをウロウロしてるし、インディーレコード屋の雰囲気、マーキーだボーダーラインだとSOHOで、パブでライブが見れる、有名人も来てるクラブに行く、突然現れる空きビルを占拠したアシッドパーティーに行く、貸切バスに乗って田舎のレイブに行く、あの頃は「ここに来るために私は生まれてきたのだ!!!」と3次元のロンドンにいることに酔ってたっけ・・・
はちこさんも、日本でアニメ関係のイベントに行くとゲスト登壇などファンサがよくできてる、と感動してらっしゃいます。3次元レベルになるとやはり本場の物量と中の人に触れる機会は外国ではなかなかないですもんね。
とそう言うふうに自分の経験と照らし合わせて、日本のオタク文化が大好きで日本で外国人が幸せになのはいいことだ・・・とは心底思うのだけど、
その日本文化に当の日本人である私はまったく興味がなくて、かつて日本語教師になる勉強に多大な時間とお金も使って資格取って先生になったのに、生徒さんとの話題に合わせるためにアニメやマンガを見る気には1ミリもならないから向いてないや!と辞めてしまった私です。
はちこさんが記事で書いてますが、「アニメオタクの中でもカップリングの好みが色々で自分の好み以外は見たくもないと言う心理に、日本の同人誌専門店は配慮して分類がすごい」とのこと、
自分の好みじゃないものには1秒も使う気がない私もやっぱり立派なオタクだったのだな。
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