Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

パジェントからメビウスの輪

2012-06-04 09:10:00 | イギリス
朝のNHKニュースで英女王即位60周年テムズ川パレードをやっていました。



このパジェントPageantと呼ばれる水上パレードには、王室ファミリーや海軍の制服も眩しい豪華船と一緒に、一般の人も参加できるのがいいですね。

そう言えば、このイベントで思い出した、
映画「クイーン」、つい最近DVD見ました。・・・イタリア版を。



これ、数年前に義母がプレゼントしてくれたんですが、イタリア語の吹き替えになってて、どういうわけか英語に切り替えられなく放置していたのですが、パソコンでなら英語(なぜかイタリア語字幕は絶対消せない)で聞けることを発見、ホントのクイーンズ・イングリッシュでやっと見た。世界一ポッシュな人と庶民の関係を見たばかりで、このパジェントを見るとさらに感慨深かったです。


トニー・ブレアも女王の前では庶民


そう言えば、この映画は、2006年のスティーヴン・フリアーズ作品。「時計仕掛けのオレンジ」の主役の少年役マルコム・マクダウェルを使った「if もしも」('68)で助監督デビュー後、「マイ・ビューティフル・ランドレット」('85)で使ったのがダニエル・デイ・ルイス
ここで告白します。私がファン・レターというものを出した唯一のスターです。ネットのない時代、情報も、彼のファンという人ともつながりはなく、熱い想いは直接本人に向かってしまった...

マイ・ビューティフル・ランドレット
眺めのいい部屋

・・・でもその熱もやがては醒めていたのですが、
ここ最近さわいでいるBBC「シャーロック」のベネディクト・カンバーバッチを見て以来、何かが似てると思い出していたんです。ふたりとも親もセレブでおぼっちゃんだし、主役をはれる正統派なのにどこか変なイケメンで安心して見ていられない、けど基本はクラッシーで物腰から品が滲み出てるという矛盾。(類似点を挙げだしたらいいけがんにせいと言われそうなので自粛します)

そのシャーロックと女王陛下の笑えるジュビリー記念(?)動画があります。→ okan

そして、そう言えば、スティーヴン・フリアーズは、先月、フレディ・マーキュリーの方の「クイーン」の映画も監督の最有力候補とニュースが流れていました。ふたつのクイーンの映画(笑)

ジュビリーから始まった連想がここに落ち着くとは。

私は決して映画やドラマを多くは見てないのですけど、あちこちで何の関係もなく好きな人達が、メビウスの輪のようにつながってる気がするのは気のせい?



 




ロンドンオリンピック音楽

2012-06-03 00:00:00 | イギリス
ちょっと前にニュースを聞いたけど遠慮して(誰に?)書いてなかったんですが、

ロンドン・オリンピック/パラリンピックイギリスチーム公式曲 
「One Vision」



イギリスのニュースには"anthem"って書いてありましたけど
応援歌、とでも訳せばいいのでしょうか?
スポーツに疎い私が知ってる限りでは、サッカーのニュー・オーダーの曲とか
クイーンの「ウィ・アー・ザ・チャンピオン」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」
なんかの曲のことですが、

スポーツの祭典オリンピックでもクイーンだ! オリジナルはこちら

[[youtube:0_1IMZmJe-U]]

オリンピック・バージョンでは、テノール歌手のALFIE BOEと
ポップグループGirls AloudのKIMBERLEY WALSHが歌っていて、
歌詞は、One man というところが One team と変更されています。

4年前の夏、北京オリンピックの時に私ロンドンにいたんですが、
テレビも淡々と競技を放映してるだけだったな。
だって、イギリス人でメダルとるような強い人いないから・・・dokuro
今年は開催国だし、個人主義のイギリス人でも一応盛り上がるんでしょうか。
Anthemには「エルガーの威風堂々」とかに通じる高揚はありますもんね。

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オリンピックの音楽と言えば、開会式の音楽監督はアンダーワールドです。
私もCD持ってたはずだけど、90年代に映画「トレインスポッティング」とともに大ブレイクしたんですが、今また、トレインスポッティングの監督ダニー・ボイルとアンダーワールドが組んだ舞台「フランケンシュタイン」がヒットしていて、ダニー・ボイルは開会式の芸術監督に任命されているし、全世界にテレビ中継される国をあげたイベントにこういう人材が採用されるのはとっても嬉しいです。



そしてその「フランケンシュタイン」の主役2人(マッド・サイエンティスト/怪物のダブルキャスト)ベネディクト・カンバーバッチとジョニー・リー・ミラーが、イギリスとアメリカの現代版「シャーロック・ホームズ」をそれぞれ演じている、ということが、私のブログ的にもオチとなります。smile



ロンドン・オリンピックと言えばこんなものも・・・
ステラ・マッカートニーとアディダスのコラボキーリングです。
獅子座なのでライオン・モチーフが好きで、
アディダス好きのJに買ってあげたつもりが関心なさそうなので自分のものにしましたase



ステラ・マッカートニーはオリンピック・イギリスチームの制服をデザインしてますねsymbol1









フィン・エア

2012-06-02 00:00:00 | 国際結婚・家族のこと
しましま家では、10歳の娘Mを夏休みにイタリアのじじ&ばば家に厄介払い
イエ、ゴホン、・・・一人旅の修行に出そうかと計画しています。

今回は、Jの失業中に出た話だし、じじ&ばばのお誘いもあり、
彼らが航空券を買ってくれることになってありがたいことです。

ところが4日前に義母と話して言われたことが

「料金は1日1日と高くなっていくわよ」
(私の心の声「だから早く買ってくださいよ~」)
「フィン・エアを見たらアリタリアより100ユーロ安いの。どうかしら?」



なぬ?!
10歳の子供の一人旅に乗り換え便とな?!


いくらなんでもなんでそういう発想ができるのか、ビックリ仰天・・・

私が「1人で乗りかえさせるのは難しいと思う」と告げたら、

「たぶん、乗り継ぎと言っても、いったん降りてまた同じ飛行機に乗ると思うの。」

ええ~~っ?! 
私の経験上、日本~ヨーロッパの乗り継ぎでそんなことは一度もなかった。
(大昔のアンカレッジ経由以外!!)
それどころか、安いという理由でポーランド航空に乗ったら、
成田→モスクワ→ワルシャワ→ロンドン のはずが、フランクフルトにもとまり、
しめて20時間の旅となった。ロンドンまで乗ったのはルフトハンザだったし。
それにフランクフルトってターミナルが違うといったんパスポート見せて外に出るのだ。
それを知らないと別のターミナルで自分のフライトのアナウンスを延々と待つことに。
もちろん、違うターミナルでは呼ばれないから、自分で気づかないと乗れないことも。
直行便でさえ、アリタリアの成田出発が5時間遅れになるというので、
同日中に着くために、そのミラノ着便からローマ着便に振替したこともある。

おばあさまったら、いったい何を根拠にたった100ユーロの差で孫娘の運命をリスクにかけるとおっしゃるのか?!

結局、Jも今回フィン・エア/ヘルシンキ経由でイタリア行きをとったので、
その状況を息子から聞いてから大丈夫かどうか考えましょうと言ってくれた。symbol6

さて、おとといの朝出発したJのフライト。
当日早朝、
「日本出発は予定時間より3時間遅れます」とのテキスト・メッセージが・・・・mobile

これは、ヘルシンキでの乗りかえが同日中にできない、ということです。
つまり日本からヘルシンキに着いたら、ホテルか空港で1泊後、
翌日イタリアに向けてヨーロッパ内移動という意味ですね。

ローマに到着する息子を車で迎えに行く予定になっていた両親にも連絡しないと。

おとといの午前中私はお仕事があったので、その後どうなったか、気になるのですけど
まだ無事に着いたのか、いつ着いたのか、未確認です。
さっきから両親とJのiBookのスカイプをチェックしてるんですが
ONになってないんです・・・・

Jは今どこに??

さあ、これで義母も考えを改めてくださってるといいんですが。


フィン・エアの去年導入されたモダンな制服。スタートレックみたいだという説もsmile
上の写真はそれ以前の制服。バッグがかわいい。


おとうさんなしの夕食

2012-06-01 00:00:00 | たべもの
ででん symbol5 夕飯のしたくです。



4月にロンドン土産にいただいた缶詰。M子さん、ありがとう!重かったでしょ?!

昨日、Jがイタリアに向けて旅立ちましたので、また母子家庭となったしましま家。
これからの3週間のスローガン「パパいないし、夕飯は簡単に!」

我家は週一で宅配で食品を買っているのですが、あいにく昨夜は配達前日で
冷蔵庫に野菜と言えばニンジンが半分ころがってるだけ。。。

そこで思い出したのが、この豆の缶詰だったのです。
しかも「1 OF YOUR 5 A DAY」とラベルに書いてあるじゃないですか!
これは、1日に5種類の野菜か果物を食べよう!というスローガンなのです。
日本の「30品目ダイエット」が聞いたら倒れそうww

どどん!



イングリッシュ・ブレックファストだけど、夕飯です。

「English breakfast served all day」ってことで。。。smile
イギリスのカフェ/食堂/パブによく書いてある「冷やし中華始めました」みたいな決まり文句