Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

STID アメリカ効果

2013-05-23 00:00:00 | ベネディクト・カンバーバッチ
スター・トレック・イントゥー・ダークネスの世界各国での映画公開に伴い、ベネディクトさんのプレスへの露出は私が具合悪くなるほどありました。


The Times Magazineから この文字のレイアウトが好き

その中で気になったのはアメリカの記事のいくつか。やはり出身国のイギリスでは既に有名(シャーロックはBBC1日本で言えばNHKの地上波で日曜日夜9時からの、大河ドラマ並みの扱い)なのに比べ、アメリカではまだそこまでなかった知名度が今急上昇中なのでしょう。報道状況は私が見る限りでは、

①まずは映画のプレミア、レッド・カーペットでの取材が報道される
②テレビのトーク・ショーに出る
③公開と同時に映画評を書かれる
④ネタも尽きたところでその映画以外の過去作品紹介 ← いまココ

映画やテレビの出演作の紹介記事は今までにいくつも見ましたが、
昨日のThe AtlanticではついにCabin Pressureが紹介されていました!

俳優としての多様性、役の幅の広さという観点で、STIDの悪役とシャーロックと比べてるのがマーティン・クリフ役で、見出しには

lesser-known side project: a radio sitcom in which
he's―surprise!―magnificently funny.
知られてない方の作品:ラジオのスィットコムでは、
彼は ー 驚きだ!ー華麗なる可笑しさだ。

ここから

ここまでの広さ、ですね

・・・アメリカ人は仮にも英語ネイティヴだからね、すぐ聞けばいいだけですよ。

実はこの記事を見た時、日本でも8月にスタトレが公開されたらまたシャーロックやその他ベネディクトさん出演作が放送されたり記事に書かれるのかな、とふと思ったんです。でもすでに今日本では映画雑誌と外資系女性誌では過去の作品も紹介されてますよね。そうなると、日本でもいよいよマスメディアがキャビン・プレッシャーを紹介する時が来るかもしれません。そ、そしたら、ぜひどこかの誰かが、キャビン・プレッシャーを動画に、映像はなくていいんです(あればもっといいけど!)耳でドラマを聞きながら読める日本語字幕だけ入れて販売してくれたらすごく売れると思うんですけど~!



smileおまけ
アメリカのシャーロック放送局公式サイトのシャーロック・ゲーム
 
間違い探しをして、シャーロックに蔑まれるという自虐的なゲームです。
それさえもちょっと嬉しかったりします。
5つくらい終えると「あなたの頭のレベルは◯◯◯並」とシャーロックの登場人物
に例えられます。ちなみに私はレストラードでした・・・よかったアンダーソンじゃなくて




50p for meter

2013-05-22 00:00:00 | Cabin Pressure
Cabin Pressure 0206 Limerick で「あ」と思った1行がもうひとつ。

日没後の暗い操縦室で、マーティンがなぜデートのチャンスがないか、ダグラスと奥さんの秘密の暴露など、紳士ふたりの雨夜の品定めならぬ闇夜の打明け話を破りに来たキャロリンの台詞です。

Why are you lurking in the dark?  暗闇に潜んでどうしたの?
Do you not have fifty p for the meter? メーターに入れる50pがないの?

あの、皆さんはここの意味すぐわかりました?
メーターとはこれです。



文脈から想像はできると思いますが、これはイギリスの賃貸フラットなどについている電気代の50ペンスコインを入れる箱なのです。特にBedsitと呼ばれるワンルームの賃貸などは、光熱費を部屋別に請求するシステムは確立してなく、大家さんによって光熱費は部屋代に含まれるケース、水道代だけ含まれて(イギリスは水道代が家のサイズで固定されていて使用量で変動しない)電気代はこのメーター式というところも。実は私も大昔、貧乏学生だった時にコレのついた部屋に住んだことがあります・・・。ううう50p玉を常備しておかないと、うっかり切れたら電気が使えない!その家には6つのbedsitが入っていてお風呂とシャワーは1コずつついてて住人でシェアしてて、運悪く2人くらいが使った直後にはタンクのお湯が切れて出ないのです。そんなお湯のない時に電気が切れて部屋でお料理も出来なくなったら悲しいものです。冬は寒いし。闇夜のパイロットならキャロリンの冗談ですみますが・・・

このメーター、少なくても1970年代に50pだったのを本で確認したことがあり、私が使ったのも90年代で50p。キャロリンの台詞もそうだから21世紀にもそういうことでしょうか。でもイギリスのインフレ、この40年間には相当なものですから50pで保つ時間は加速的に短くなっているんだろうな・・・・
(ほんとにまだ実在してるのかな??)



50pは形が7角形!
この飛行機のは特別な柄。色々な柄はある。片面はいつもクイーンです。

ミリー・モリー・マンデー

2013-05-21 00:00:00 | Cabin Pressure
キャビン・プレッシャー0206Limerickを久々に聞きました。
後半の、闇夜のパイロット話も大好きですが(マーティンの家族が初出ですね)

もうひとつのお楽しみがアーサーのフォネテック・アルファベット。
その「M」に出て来る「Milly Molly Mandy」は、私も大好きなイギリスの児童文学です。でも女の子のお話なのに、どうしてアーサー知ってたんだろう?マーティンもちゃんと反応してたし。マーティンはケイトリンという姉妹がいるからわかるけど、アーサーは一人っ子だよね。




Milly-Molly-Mandy Stories (1928)
More of Milly-Molly-Mandy (1929)
Further Doings of Milly-Molly-Mandy (1932)
Milly-Molly-Mandy Again (1948)
Milly-Molly-Mandy & Co (1955)
Milly-Molly-Mandy and Billy Blunt (1967)
The Adventures of Milly-Molly-Mandy (omnibus, 1992)
The Milly-Molly-Mandy Storybook (selection, 2001)

↑Wikiより
下2冊は発行年とタイトルから見て過去6冊の編集版かも。

最初の本だけは日本版も出ていて、娘のMがもう少し小さい時に大好きで、寝る前におはなしをひとつずつ読みました。私も好きでした。イギリスの田舎のお話、しかも1928年の話なのに、自分が子供だった頃の感情を思い出すんですよ。

アーサーに思い出させてもらったから、2冊目以降を英語版読んでみようかなあ。



フェイスブック

2013-05-20 19:35:00 | 国際結婚・家族のこと
始めたのは、家族の写真を親戚に見せるのに便利と思ったからでした。グーグル検索も出来ない私の親は仕方ないとして、義理の親にもフェイスブックへの招待状は送ったのですが「うまくできなかった」と言われて早数年、もうすっかり初志は遠ざかりました。dokuroでも外国に住む友人とも写真をシェアできて便利便利。

夫はSNSに手を出さないのですが、フェイスブックでは実名なので夫の友人や弟達と私が友達になってしまっています。ということは私がベネディクトさんの記事に「いいね」をすると夫の家族と友人が、Jの奥さんは世界的に有名なCumberb****esのひとりだ、と思われたりする可能性があるのか・・・


ところで最近笑った義理の弟からのコメントがこれです。

' I'm getting a bit worried I'm the smallest in the family again.'


いくら何でもそれはない。靴のデザインのせいか写真では背が高く見えてるけどMは身長143cm、弟が小柄とはいえw そう言えば弟はいつも皆を笑わせる存在。コメント読んだ時アーサー思い出しましたw

サザーク大聖堂

2013-05-17 13:17:00 | その他の映画・ドラマ・舞台


ドクター・フー(3rdシリーズ/42)見てて出て来たマーク・ゲイティスさんに驚いたが、その全裸にも驚いたが、ロケーションのひとつであるサザーク大聖堂を見ていても何かがひっかかった。

サザーク大聖堂

何だっけな・・・何だっけな・・・

そうだ、夫の伯母さんから聞いた話、伯母さんの両親つまり夫の祖父母が結婚式をあげたのがそこだ。



そのおばあちゃんが亡くなった時、結婚した時につけたというネックレスを娘に受け継ぎ、娘が大人になるまで私が預かっていることもすっかり忘れていた。