つ、ついにトム・ヒューズのプリンス・アルバートが物語に登場しましたので、「あらすじ」=「ヴィクトリアとアルバートの関係」となってスクリーンに釘付けです。
アルバートはエピ3の最後の瞬間に「Victoria」とだけ小さく言葉を発しましたが、やっと本エピでその人柄がわかってきました。歴史を読んでもその辺はあまりピンとこなかったので、それがとても楽しみでした。と言うよりトム・ヒューズがこの役だと知って以来、それだけを楽しみにしていたような・・・!
イギリス君主として仕事をしている様子はないけど、ワガママ言い放題のヴィクトリアに対し、アルバートはドイツの一地方のプリンスに過ぎない・・・という力関係が最初から決まっている抑圧が、アルバートの本来の真面目な気性を引き立てていました。ヴィクトリアとの結婚を期待する「未来の王になれるんだぞ」という声に冷静に「いや、女王の夫だから・・・」と返した言葉によく立場をわきまえた冷静さが込められていました。
トム・ヒューズのアルバートのかっこよさは、それでしかありえないという、実直、聡明、謙虚、女王のご機嫌取りをしない大胆さ、ドイツ出身ということもありちょっと堅苦しい英語、低くてこもって囁くような声・・・そこがセクシーなプリンスです。脚本の役柄が先か、トム・ヒューズの演技が先かわからない、一体化した存在感です。「ザ・ゲーム」で演じたミステリアスなスパイの時も一体感はありましたけど、歴史上の重要人物だとスケールが違います。
ヴィクトリア女王というと、歴史からは彼女自身がよくて国が栄えたという印象がありましたが、エピ4までのところ、彼女は政治には全く才能はなくて、実のところアルバートのおかげで大英帝国は成功した、とまったく見解が変わってしまいました。
エピ4のクライマックスは二人の心の重なり合いとすれ違いの末のプロポーズですが、歴史に言われてたセリフとは違いました。そのプロポーズでの会話と、アルバートのセリフはエピを通して短くて深くて唸らせてくれました。
<見惚れたスクショ・ギャラリー>
こうして眺めるとアルバートは暗闇とキャンドルの灯りの似合う男である
アルバートはエピ3の最後の瞬間に「Victoria」とだけ小さく言葉を発しましたが、やっと本エピでその人柄がわかってきました。歴史を読んでもその辺はあまりピンとこなかったので、それがとても楽しみでした。と言うよりトム・ヒューズがこの役だと知って以来、それだけを楽しみにしていたような・・・!
イギリス君主として仕事をしている様子はないけど、ワガママ言い放題のヴィクトリアに対し、アルバートはドイツの一地方のプリンスに過ぎない・・・という力関係が最初から決まっている抑圧が、アルバートの本来の真面目な気性を引き立てていました。ヴィクトリアとの結婚を期待する「未来の王になれるんだぞ」という声に冷静に「いや、女王の夫だから・・・」と返した言葉によく立場をわきまえた冷静さが込められていました。
トム・ヒューズのアルバートのかっこよさは、それでしかありえないという、実直、聡明、謙虚、女王のご機嫌取りをしない大胆さ、ドイツ出身ということもありちょっと堅苦しい英語、低くてこもって囁くような声・・・そこがセクシーなプリンスです。脚本の役柄が先か、トム・ヒューズの演技が先かわからない、一体化した存在感です。「ザ・ゲーム」で演じたミステリアスなスパイの時も一体感はありましたけど、歴史上の重要人物だとスケールが違います。
ヴィクトリア女王というと、歴史からは彼女自身がよくて国が栄えたという印象がありましたが、エピ4までのところ、彼女は政治には全く才能はなくて、実のところアルバートのおかげで大英帝国は成功した、とまったく見解が変わってしまいました。
エピ4のクライマックスは二人の心の重なり合いとすれ違いの末のプロポーズですが、歴史に言われてたセリフとは違いました。そのプロポーズでの会話と、アルバートのセリフはエピを通して短くて深くて唸らせてくれました。
<見惚れたスクショ・ギャラリー>
こうして眺めるとアルバートは暗闇とキャンドルの灯りの似合う男である