Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

POLDARK 0306

2017-07-19 08:54:00 | POLDARK


ジョージ&エリザベスが最もうまくいってる夫婦ぽいのにニヤニヤが止まりません。

ぶれないジョージに比べ、エリザベスって女は環境適応能力エイリアンかGなみに優れているのにも唖然としましたよ。ジョージの隣で幸せそうに眠れるなんて。

でもこの「ベッドで苺を食べる」のはなんだかやってみたいなあ!隣のジョージ抜きで。

しかし彼がヒキガエルをその名を口にするのも恐れているのにも大笑いさせてもらいました。

家のすぐ近くの沼でドレイクが捕ってきて放ったカエルの鳴き声に敏感に反応したと思ったら、

ロスが必死の形相でドレイクの命乞いをする真剣なシーンでも、第1級犯罪の60シリング相当以上の窃盗と同等に敷地内の汚染の罪を口にしたジョージ。

ロスがきょとんとした表情で「なんの汚染」か問うと、

「ある種の・・・・・両生類。」


こういうセリフ、「シャーロック」のマイクロフトも言いそうな、張り詰めた空気でのマッドネスというか、これがあるから英国ドラマ好きです。


でもこのカエル事件のおかげで激昂したジョージについにモワナとドレイクの関係がバレてしまい、ドレイクの命と引き換えにモワナはあの白ブタみたいな(ごめんねベイブ)キザ野郎と結婚!!ああ!こんなうまい筋書きになるとは~~~


ところでアガサおばちゃんは100歳のお誕生日を前に、ドレスの新調を所望し、「最長寿のポルダーク」となる幸せにパワーアップしています。

あの時代、年齢に関係なくコルセットを着用していたようで、チラリと映った(予告だったかも)ウエストの細さに、肋骨折れないのかな?と驚きました。

エピを追うごとにパワーアップしてセリフも増えているアガサおばちゃんは大好きですが、

次回の予告で爆弾発言をしていたのにはアワワワワ・・・・!!!!

「8ヶ月の未熟児じゃないから!お前の先を越した誰かがいるんじゃね?」

証拠ないよ、アガサおばちゃん!!




シャーロック 0402

2017-07-18 19:06:00 | シャーロック


英語版を見たときの感想はコチラ

基本、日本語版の感想も同じですが、もう日本でのテレビ放送を持ってネタバレ解禁とみなし(いつもあまり自制してない方ですが、シャーロックはネタバレを避ける方が多いと思いテレビ放送までは心がけてはいたのです)少し細かい感想を付け足したいと思います。

まず

「獲物は放たれた!」

シャーロックが部屋でガンを撃ちまくるシーンのセリフです。
「ヘンリー五世」のセリフから「シャーロック・ホームズ聖典」に引用された「The game is afoot」の部分ですよね~

*そこの少し詳しい解説はコチラ

英語版「SHERLOCK」では「The game is on!」のセリフとなって日本ファンにも有名ですけど、今までこのセリフの日本語版はなんだったのかしら?と気になって仕方ありません。

「ゲームは始まった!」だったかしら?それだと、今回のシャーロックがわめいていた「獲物は放たれた!」とリンクしないし、それがわからないとセリフの面白さが伝わらなくて歯がゆいなぁ。


シャーロックの薬でやつれて無精髭ボーボーの顔はあまり見たくないのですけど、ベッドに無抵抗の状態でやつれて寝ている顔は好きだと思い出しました。

思い出したというのは、つまり前にも見たということ。シリーズ3でジャニーンがお見舞いに行った病院での顔です。あの時も確か無防備に横たわってジャニーンのいいようにされてましたっけ。ああ、素敵だった。

今回のシャーロックは、退院してからも左目の出血が止まってなかった(眼球の痣?)特殊メイクすごかったですね?リアル・・・


それから日本の放送日のもったいなかったところは

「誕生日おめでとう」

英国ではちょうど聖典ホームズの誕生日とされている日が放送日だったため、このセリフが粋なサプライズだったわけです。


しかしハドソンさんは良かったですね!今回はセリフもいっぱいあったし、絶好調で涙が出そうでした。私も誰かに「あなたはバカでいいのよ、可愛いから」って言いたい!ハドソンさんを目指して年をとりたいけど、ロンドンの中心部に不動産を持つのは今や終わりなきインフレで無理そう・・・せめて人格だけでも!







深く青い海

2017-07-15 11:28:00 | その他の映画・ドラマ・舞台


ラティガンが実生活で恋人が亡くなった後に書かれた自叙伝らしきこの作品、愛する人、送りたかった人生が去っていく過程の悲しみと喪失感が伝わってきました。

さらに、自分で犠牲を払ってまで(=夫を裏切って)選んで手に入れようとしたもの、しかもそれが高尚でもなんでもない、むしろ恥ずかしいものであると理性ではわかっていても選んだのに、それが叶わなかった惨めさも。

おそらく、同性愛者だったラティガンが、エリート排出校ハロー卒業という環境で、彼が当時違法だった愛に生きようとしたにもかかかわらず報われなかった哀しみが反映されていると思います。

しかし、見終われば大変普遍的な感情をよくも描いてくれました、となるものの、

①主人公の女性が夫を去って恋人との愛もうまくいかなく自殺をする、

②化粧崩れしてスリップ1枚のあられもない姿の女性が主役・・・

という2点で見るのにちょっと抵抗がありました。

しかしそれは私の知識不足によるものだったみたいで、実際の主人公へスターは、私の想像した修羅場の半狂乱の若くない女性ではなく、修羅場でも知性が働き平静を装える(そこは感情を出さないイギリスですねもう全く)キャタクターでした。

牧師の娘でオックスフォード出身(大学を出てるかは不明だけど、とにかくそういう保守的な街)のいわゆる中流の女性で、当然教養もあるし気立ても良いがプライドもそれなりの女性だったのです。

しかもあのスリップですが、日本人の私から見ると下着同然なんですが、私の義理の母もあのタイプの衣服を寝巻きにしていて、それが古くなると義理の父が新たにほぼ同じようなものをプレゼントしたんですよねー

私にしてみたらあれ着て寝るのは女優さんというイメージなんですが、少し前の西洋女性のパジャマとしては、普通のアイテムみたいです。

そういうことを少し知ってる私から見ても、どうも日本人的基準だと、淫らな女性みたいなイメージ持ってしまってました。ごめんなさい。


POLDARK 0305

2017-07-11 20:54:00 | POLDARK


写真の人は、ヒュー・アーミテージ中尉、中の人はジョシュ・ホワイトハウスさんです。

二つ前のエピからエニス医師とともにフランスの捕虜となっていた英軍将校で、役名だけが印象に残っていたのですが、何せ牢は暗いのでお顔がよく見えてなかったのです。

デメルザの弟ドレイクも可愛いのですが、美しい軍服の青年も加わりポルダークの楽しみが増えました。

と、

話はいよいよロスのエニス救出作戦でした。ドーバー海峡を帆船で渡りボートで上陸、力ずくで牢破り~救出。

私もかなり悲しかったのは、ロスの分がどんなに悪い時でもずっと味方になってくれていた戦友でビジネスの出資者でもあった友達(その割には名前も覚えてなくてすみません)が、その救出劇の犠牲者となってしまったことでした。いい人だったのに・・・

その間に、議会を目指すジョージは、権力者であるワルマウス卿に取り入って代々ポルダーク家から出ている席に自分が座ろうとロスの悪口を舞踏会にて吹聴して回っていました。

しかしワルマウスはジョージを鼻から相手にもせず無視。

それがなぜかは私にはわかりませんが、ジョージに言わせれば「旧家の家名はワールガンの踏むを恐れる所にも通用するのか」とこの段階では「成り上がり者が」くらいに思われていただけかもしれません。

がしかし、ジョージは「最新のポルダーク愚行の噂はお聞きかな?」とフランスに乗り込んだロスの話をわざわざ卿の耳に入れましたが、

なんとロスがエニスと一緒に救助してきた上の写真のアーミテージ中尉はワルマウスの甥だったのです!

ふおっふおっふおっ!

美しい中尉はロスとデメルザに命を助けられて大感謝しておりますよ♪
もちろん中尉の叔父様もお喜びになるでしょうね・・・・



あと気になったのは、エリザベスとジョージの息子が「くる病」と医師に診断されたということ。くる病ってなんだっけー?と、調べてみたら、現在では差別用語として使われない、「ノートルダムの○○○男」の○○○のことでもあるとか?!

ジョージは「全てに満ち足りた我が子がそんな貧乏人の病気になるなんて何かの間違いだ」とカンカンですけど、

エリザベスの常用しているあの薬、何なんでしょうね?怪しい!あれが関係しないのかしら?



シャーロック 0401

2017-07-09 22:24:00 | シャーロック


日本語吹き替えで初めて見ました。(あ、当たり前だ、初放送ですもの)

年始に英語版見てからたったの6ヶ月余りとは思えないくらい忘れてましたが、シャーロックは相変わらずかっこよかった。

薄々気づいてたけど、ベネディクト・カンバーバッチは黒髪キャラが一番かっこいいと思います。シャーロック、ジョン・ハリソン、ドクター・ストレンジ、み~んな黒い髪でしょう?私がもともと黒髪×青い瞳の組み合わせが好きなせいでしょうか。

さてシリーズ4ともなると、シャーロックをめぐるキャラ達とその描き方の変化も激しかったです。

シャーロック本人の変化に関してはこれまでの流れに自然でスムーズに見ていられるのですが、

これまでのシャーロックの流れと違うなあと改めて思った箇所がいくつかありました。

言い換えると、あれ?と思ったのは、

・マイクロフトの役割がかなりお笑いに比重が増えた

・にも関わらず、物語はダークにダークに・・・

・メアリーも重い。重いよ!

つまり裏を返すと、私は「シャーロック」に

・かっこいいマイクロフトもっと見たい

・テンポよく軽妙なストーリー展開

・女性キャラ モリー、ハドソンさん、ジャニーン大好き~!
( 彼女達はシャーロックのこと大好きだけどけっこう意地悪)

を求めているってことですね。

メアリーはなー、ジョンの奥さんだから彼女達目線とは違うのは当たり前なんですけどね。そしてメアリーの男前なところも好きなんですが。



それと、疑問に思ったのは、ネタバレますが



シリーズ3でシャーロックにわずかな命の可能性を見て弾丸を撃ち込んだくらい、弾丸のプロのメアリーが、なぜシャーロックを守るために自分の心臓を差し出したのか?ということ。

体の他の部位でシャーロックをかばうことは不可能だったのだろうか。

ジョンと我が子を残して自分がいなくなることはOKだったのか?

うーむ。うーむ。。。