Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

赤と金のドラゴン

2018-06-20 21:58:00 | いろいろ


ツイッターにも書いたのですが、せっかくなので記録ということでウチにも残すことにしました。

折り紙でドラゴンを作りました!!

実は他にティラノザウルスやゴジラも作ったんですが、やはり、お気に入りはドラゴンたちです。

だってマーリンは最後のドラゴン遣いだし、

ホビットにもスマウグというピチピチ巨大なのが出てきますからね。

何と言ってもトールキンの作品ですので世間的にはスマウグの方が知名度はありましょうが、

私はドラゴンと一緒のマーリンが大好きなんです。

折り紙は別に得意でもないんですけども、
サービスアパートメントの仕事でゲストにプレゼントするためにガーベラを折るんですが、リピーターさん達のために何か違うものを折りたくなったんですね。調度子連れでやってくるミュージシャンのゲストが来るときだったので、その子供達の受けを狙っちゃった・・・



やはり折り紙といえども、完成の姿を愛してると多少難しくても頑張れるというものです。


HUMANS 0305

2018-06-17 21:58:00 | コリン・モーガン


シンスよりも人間に近くなったレオが可愛いです。

huluでシリーズ2がエピ7まで配信されているのでまた見返したんですが、やはりあの頃のレオはトゲトゲしていて痛くて触れられない存在でした。

それが今や、子供のような表情で、そうだ、人間のレオは子供の時に死んだんだったなあと思い出すのでありました。

カレンが死んでサムを守るためにローラの家に連れてきたジョー。そこでサムに会ったレオは不思議な感情を抱きます。そう、カレンはレオの母の複製シンスなので、レオとサムは兄弟のような関係ですものね。

それにしてもローラの家には、政府が送り込んだオレンジ目のシンス、スタンレーもいるし、半シンスのレオはいるし、そしてサムまで・・・ジョーもパートナーの家に自分以外の男がウロウロしてるので怪訝な顔。

そこにシャンパン持った同僚の男までピンポン鳴らしてくるし、なにこの状況ワッハッハ!

一方、フラットで一人暮らしを始めたミアはSNSで有名になっていて、自分の味方の緑目のシンスや人間も存在していることを知り、政府のシンス委員会に行って直接話をすることに。歩くミアには賛同者が同行し大事になっています。

ゲットーの方では純真な天使マックスの反乱分子が、なんとスタンレーに連絡を取り、「2時に全員殺す」とか言ってて何やら物騒なんですが、スタンレーって何者なんだろうか?!

そしてマッティに大学で近づき友達になるフリをしてマッティのPCデータを盗んだオードリーは、お金でプレスに雇われたジャーナリストっぽいですが・・・

それぞれが動く中、レオはデジタル記憶にはなかった父エルスター博士の記憶が急に浮かび上がり、「始まった場所に帰る」決意をします。

それはエルスター博士の、自分の生家ということ?そしてマックスやミアと一緒になるということでもある。

シリーズ3の終わりには何かレオの過去が現在に結びついてシンスにとってのビッグバンとなるのでしょうか?!

ああ、面白くなってきた。

(レオが可愛いですからね!)




POLDARK 0401

2018-06-14 20:46:00 | POLDARK


ポルダークがもうシリーズ4です、6/10に始まりました。

S1は2015ですから毎年安定の1シリーズずつ、早いものです。

4ともなると、もう冒頭から無駄に驚かされてしまいました!ロスが海で泳いでるんですね、デメルザを失う不安を抱えて、禊のように。それを俯瞰で見せてるので、「白鯨との闘い」のクジラのように水の中をロスがスーーーッと右から左へと移動してしまうんですが、

・・・「今、よく見えなかった・・・・!!!」ってくらい早くて、

次のショットが水の中から波打ち際に向かって歩いてくると、ベージュのズボンを履いていたんですよ・・・?! 水の中で0.1秒だけ目に入った時、全裸に見えたのは私の邪心のせいですか・・・・?


そして4の最初からヒュー・アーミテージも飛ばしてます。詩人で軍人で偉い人の甥。で今回エニス先生と並んだ時思ったんですが、背も高いんですよ。こんな何でも持ってる人がデメルザに愛を惜しみなく語って求めるんです。これをはねのけるのは女子にとっては難しくないですか?!

でもこれくらいスペックが高くないと、エリザベスの元に夜這いに行った(ええ、この恨みは忘れません)ロスとデメルザが同じ土俵に立てないってのもありますね。おかげで4の最初からふたりは愛を確認していい感じ。

まあエリザベスの方は今やジョージの良き妻となってあっちはあっちでお似合いの夫婦ですから、もうロスの出る幕はないんですが。

ジョージといえば彼も1からもう悪巧みぶっちぎってます。カエルの恨みは彼の心に深く刺さっていると見えて、デメルザの兄達を死刑にしようとします。

デメルザにはヒューのような愛の言葉を差し出せないロス、庶民のためには命張る人ですから、今回は民のためとデメルザの家族のためとダブルですから、

やはり村の衆が見守る中でのバセット卿への真摯な訴えは、ここぞ!という時のロスのスピーチが出ました。

しかし今回はもうちょっと早くやってくれても良かったかな、という気も。

さてそのバセット卿はジョージをコーンウォールの政治家にするのに後押しした人ですが、それを面白く思ってないもう一人の地元の偉い人がヒューのおじさんです。

ロンドンの国会に出る代表をコーンウォールから選出する選挙を控え、おじさん(この俳優さんがジェイムズ・ウィスビーですよ!モーリスの!パッと見分からないくらい貫禄がついてます)はジョージを出したくないので対抗馬として甥ヒューを出す気満々。

でもどうも彼の健康状態は良くなさそうですね。この流れで行くと、いよいよロスが表舞台に上がりそう。。。

(神様、綺麗なヒューを病気で死なせるのだけはやめてください。アーメン)

アバウト・タイム

2018-06-11 22:46:00 | ドーナル・グリーソン


ドーナルくんが出ているので前から見たいと思っていた「アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜」を見ました。

大変よくできていて、愛すべきイギリスの家庭&青春ぜんぶあるストーリー。

日常がドラマに思えて楽しくなってくるお話です。

ビル・ナイがお父さんで、ドーナルくんはその息子、その一家の男子は、自分の過去に遡ってやり直しができるという、ばかばかしいほど単純なアイディアが好きです。

意外に良かったのは奥さんになるレイチェル・マクアダムズで、この役はちょっとだけ過剰なんだけど可愛いです。ヘアメイクやコスチュームもリアルで可愛らしい。私は彼女をダウニ-Jr.の「シャーロック・ホームズ」のアイリーン・アドラー役で初めて見たんですが、あの役にはシャープさとか芯の強さが足りなく感じ、「ドクター・ストレンジ」の恋人役では医者にしては知的さが足りない・・・と偉そうにも感じてしまったんですが、この役はぴったり!ロンドンに住むアメリカ人ってことで子犬のようなキュートさが自然で良かったです。あの前髪を真似したいと思ったくらい(性格があんなにキュートじゃないから考え直しました。あと顔も。)。

ドーナルくんもとても優しい男の子の役がぴったりで、21歳過ぎてもパパにキスしちゃう男の子をやっても大変に自然体。一生このままパパの息子って感じがまたこのストーリーに合っているのだと思う。

勉強してるところは1カットもなかったけど弁護士なので、スマートなスーツを着ると細身が生えてカッコ良い!結婚式のネクタイなんかリバティみたいな花柄でした。

最近の「ピーターラビット」ではもっと神経質なキャラでしたが、ちょっと雰囲気はこのマクレガーさんのまだ磨かれぬ原石みたいなのが、この映画でのティム役です。

そして、なんと妹の女たらしの彼氏役のトム・ヒューズもなかなかの悪役が存在感ありました。彼は「ちょっと悪」な雰囲気がいいですねえ。



ビル・ナイのお父さんは、大変子供に理解のある、息子愛の強い良い人なんですが、少し前にBBCがやってたアガサ・クリスティーのドラマ「無実は苛む」での悪パパ役の記憶がどうにも消せず、ずっと本心は違うんじゃないかって疑いながら見てしまいました!!


フランケンからシェイクスピアまで「本」をめぐるイギリスの冒険

2018-06-09 17:10:00 | イギリス
『フランケンからシェイクスピアまで「本」をめぐるイギリスの冒険 Vol.2』という講演が東京/神田でありました。

登壇は石野雄一と川合亮平の両氏。

本はそんなに詳しくないけど、その二つのお題目ならば面白そう!と行ってきました。

文学的なテーマだし、他の参加者の皆さんは皆頭良さそうだしと少し硬くなっていた私ですが、実はお二方とも大阪出身とのことで、講演は特に大阪弁ではなかったのに、とてもフレンドリーな空気で、ガラス張りの会場に自然光が差し込み気持ちの良い時間を過ごすことができました。



表示はこの手書きの文字のみというユルさ。



石野さんは、ロンドン在住で書店を見て歩くのが趣味とのことで、ちょっと珍しい個性的な本屋さんを紹介してくれました。

MAGCULTURE 270 St John Street
世界中から集めた雑誌ばかりのお店
石野さんは2時間も滞在して「印刷」の専門誌などを購入されたそう。

WORD ON THE WATER キングスクロス北のカナル停泊船の古書店
 写真を見るとイアン・マキューアンの「つぐない」のハードカバーもあった
 ジャズを流していて、道行く人も皆さんふと立ち止まって覗いていくそう。

JOHN KAY'S エジンバラの骨董屋さん エジンバラ大学裏Old Town内
 下の写真のように、古本とアンティークいろいろ
 


次に、
「ディケンズのロンドン」と題し、48 Doughty Streetにある「ディケンズ博物館」の紹介。
私も在住中に近所だったので行ったことがある(しかもオープンハウスの日で無料だったから)のですが、当時の私はディケンズの知識ゼロだったのでただのヴィクトリアンな家を保存したものにしか見えなかったという豚に真珠ぶり。今ならBBCドラマの「オリバー・ツイスト」を見たから少々わかるのに〜 ワインセラーに鼠がなぜ展示してあるかとか。
石井さんの写真で紹介のあった、ショップで売られてるグッズ「PLEASE SIR, I WANT MORE」と書かれたボウル、公式サイトでのオンラインショップにもあるのを見つけてしまいました。欲しい。

そこで川合さんの新作「世界名作“ひとこと”劇場 読んどけばよかった、でもきっと読まない、名作文学の短すぎるあらすじ101選 」という本の紹介が。(下の写真はディケンズの「大いなる遺産」)
見開き2pでイラストの下に1行ずつ文章が載っていて、しかも大阪弁。
ちなみに「ロミオ&ジュリエット」なら、
『おお、ロミオ、あなたは・・・』
『なんて早とちり』といった具合です。笑えそう!



その次に、
今年は「フランケンシュタイン」発表200年周年だそうで、メアリー・シェリーについて、クイズ形式で紹介が。そのクイズ正解者には石井さんからのイギリス土産が10名にプレゼントつきという企画です。なんと、文学に疎い私でも、NTライブ「フランケンシュタイン」を見て原作も読み、メアリーの生涯を調べたことがあったので、最終から2番目まで正解することができましたですよ!最後に当てられなかったのは「有名な映画フランケンシュタインを演じた俳優は誰か」でした。

最後に、
シェイクスピアの生誕地「ストラトフォード・アポン・エイボン」のレポ。



今年はシェイクスピアの454回目の誕生日があって、しかも石野さんは偶然にもRSCの講演を見に行った日に、その生誕/没記念パレードに遭遇したそうです。その日4/23の前後の週末に毎年あるイベントだそうです。巨大なお誕生日ケーキから着ぐるみシェイクスピアが飛び出す動画を見せていただきました。(あまり盛り上がってなかったそうです/そこが穴場的に混んでないのでオススメとのこと)



いろいろストラトフォードのお話聞いた中で最も忘れ難いのは、
河合さんの、RSCの向かいにあるThe Arden Hotelのアフタヌーンティーが美味しい!ということです。

そしてコチラはいただいたプレゼント↓



上のように紐で縛ってあったのですが、エジンバラのアンティーク本屋さんのグッズで、ヒズメの絵に反応しちゃいましたよ。全問正解の方の後、6番目に私は選べたのですが、これが1番欲しかったので幸せです。ありがとうございました。



それから最後に書籍の販売もありましたので、こちらを購入。サインをお願いしたら、表紙と同じ赤のペンでメッセージまで書いてくださいました。



中には、「クラリッジズのアフタヌーンティー」についてシェフの語りや、キングスマンのロケ地「ハンツマン」のクリエイティブ・カストディアンの語りが収録されています。これで勉強しなかったらもう一生勉強しないですね・・・