Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

旅の悔恨

2020-04-21 00:00:00 | イギリス


2~3月のイギリス旅行には、預けるのに無料になる範囲の最大サイズのスーツケースと機内持ち込みサイズのと2個をコロコロして行きました。

ちょっと友人に運ぶものが多かったので、自分の荷物はキャリーの方だけで収まるくらいだったのですが、帰りには当面のおやつや食品、お土産を詰める予定でした。

ところが!自分でも気づかなかったコロナによるストレスで、お持ち帰りパワーがすご〜くなくなってしまって、重い荷物を敬遠してしまい、特に食品の運びが少なかったことに帰国してから気づいてショックです。



今回アップした「ヨークシャーティー/ゴールド」と「ベイクドビーンズ」は、そんなシュンとした私に恵まれた・・・と言えば聞こえはいいが、

人様の破棄したものをありがたく頂戴してきた戦利品です。

私の勤務先には数ヶ月滞在の駐在員が多かったのですが、彼らもコロナでリモートワーク〜帰国命令となり、早期退去して行きました。

彼らにとってはわざわざ持って帰るものじゃないので、処分は引き受けた!というわけです。

・・・そう、こういう、日本にもないわけじゃないけど普通のスーパーには売ってないものとか、

豊富なビスケット類とか、

通販はありえない生ケーキとか、

いろいろいろいろ買ってくるはずだったのになあ!


持ち帰り力が大幅ダウンしても、スーツケースがスカスカだと中のものが動いて破損しやすいので、軽くてかさ張り、しかも飛行機の中ではパンパンに膨らむポテチを5袋入れてプチプチの代わりにした作戦だ大成功しました。







王室弁護士マーサ・コステロ/SILK

2020-04-20 17:19:00 | モース&ショーン・エヴァンズ


今月の途中からコロナ対策のため勤務縮小にて6連休になったので、ついに今まで手を出しかねていたこのドラマのシリーズ1と2を見ました

思えばもう何年も旅行以外にこんなに休んだことはありません。

邦題は長くて嫌な「王室弁護士マーサ・コステロ」。

原題『SILK』の日本語訳として「王室弁護士」はいいけど主役マキシン・ピークの役名までつけたのは、「主任警部モース」みたいな「肩書き+名前」なんでしょうがフルネームだから長い!

このドラマは私にとっては、トム・ヒューズとショーン・エヴァンズが出てるというので前から見たかったのです。

シーズン1 2011年 トム・ヒューズとナタリー・ドーマー
シーズン2 2012年 ショーン・エヴァンズ
シーズン3 2014年 ?

ドクター・フーとかモース・シリーズのように長寿ドラマだと、過去作のゲストに今主役級の俳優が出てるということもよくありますが、

本作の場合はだいたい1シーズン通してトム・ヒューズもショーンも出てくるので見ごたえは思ったよりもありました^^

お目当の若造君たちはみんなベテランの見習生なので、彼らのフレッシュさの演技が見どころです!

トムひゅ(と言ってみた)は大学卒業後すぐの見習いだしお金もないという役なのでエリート学生上がりのアッパー会社での貧乏生活という境遇にキュンときます。



対してショーンは、なんと!元警察官の弁護士見習いという!

髪型もほぼ同じだしスーツだし「ENDEAVOUR/刑事モース」では「軍の通信部が合わなくて警察になった」という役立ったのが「警察も合わなかったので弁護士を目指す」とストーリーが勝手に脳内で繋がってしまい大変でした。

トムひゅはシリーズ1でそれなりに青春担当として見せ場も多かったのですが、

ショーン君の方は、マーサのライバルであり恋人未満のクライブという男に勝手に嫉妬されるだけで、あとは淡々と事務仕事をする従順なモースみたいでした。

でも法律事務所のチームにも「イケメン君」呼ばわりされてましたので、やはり彼はイギリス人にとって顔だけのイケメン枠の典型的なイメージなのかと確信。

顔だけじゃないイケメンというと、上の写真中央にいるクライブみたいな「パブリックスクール出ました」空気ムンムンの人なんでしょうねー(棒読み)。

法廷ドラマですので、見てたらベン・ウィショーの「クリミナル・ジャスティス」を思い出してたら、同じピーター・モファットという制作/脚本でした。


イントゥ・ザ・スカイ ~気球で未来を変えたふたり~

2020-04-15 08:50:00 | エディ・レッドメイン


映画館で見逃していた本作を家でやっと見終わりました。

思えば、この冬は感染症の出現前から私はオタクにこもっていました。

というのは12月に零下のソウル旅行、1月にクイーン+アダムで初さいたまアリーナ出陣、2月にイギリス、と3ヶ月に渡って身体が資本の予定が控えていたので人ごみへの外出を避けていました。

この映画は太っ腹のアマゾン出資だった!のでありがたく家の小さいスクリーンで壮大な体験型ムービーを手に汗を握りながら見ました。

邦題・・・イントゥ・ザ・スカイなんて一見オリジナルのようですが、本当は「The Aeronauts」です。ちなみに台湾のポスター見ると「熱気球飛行家」これでいいじゃん!と・・・実はこれも熱気球じゃなくてガス気球が正解なのでブーっ!「気球飛行家」が正解です。

実話を基にしていて時代はヴィクトリア時代。

ですので、あまりにも科学知識がなさすぎて大変なことになるのですが、知らないからこそできた!とも言えそうです。

飛行機乗ると、高度1万なんとかメートル、外気マイナス50度、とか出ますよね?

登山でさえ低気圧で酸素不足になるって知識も今なら常識。

しかし足元こんなアリス・イン・ワンダーランドの時代には違った。


白いシャツにツイードのコートで、飛行士であるアメリア(フェリシティ・ジョーンズ)でさえもロングヘア垂らしたまま、レインコートにヒールのブーツで高度1万メートル以上に行ってしまってもうびっくり・・・・・

ジェイムズ(エディ・レッドメイン)は科学者のくせに人体への影響を予測できずに星を目指してしまう夢男くんですが、そこはエディなので憎めず、

アメリアも最初はヒラヒラのドレスで何が起きるのかと面食らいましたが、上空では飛行士の本領を発揮して、いいぞ!ダイハード!でした。元気出ました。

で、マイナス何十度とわかっても、この軽装なのはイギリス人だからなの?



コットンにオイルコーティングの生地がツイードより暖かいのか・・・




Boswell百貨店

2020-04-13 17:22:00 | イギリス


2015年にロンドンから日帰りで

2019年にロンドンから1泊で

2020年にロンドンから1泊を2回

と、私のオックスフォードの旅時間が増えるにつれ、最初見えなかったものが見えてきたのは当たり前のことなのですが、そのひとつが「Boswell & Co. Department Store」という創業1738年の百貨店です。

ところが見つけたその瞬間に「閉店セール」のケバケバしい垂れ幕が。。。

ついてないのか、それとも最後の瞬間に間に合ったというべきか。

商品は残ってるものの閉店セールだけあって寂しさ満点の店内で、私の得意の宝探しにほんのちょっぴり火がついて、グリーティングカードと10%off(閉店セールにしては余裕な値引き率w)になってたオモチャを購入しました。

レジではいったん「袋はいいです」と言ってから、やっぱりロゴ入りの袋を記念に貰っておきたくなって前言撤回。

袋だって閉店したら使い道なく廃棄されてしまうのでしょうか。イギリスのことだから、チャリティ団体にでも寄付されるでしょう。

折しもコロナでその閉店日は前倒しになり、最後に残った薬局部が4月11日、一昨日に営業を終えたそうです。


袋にはオックスフォードの顔「ラドクリフ・カメラ」などの風景画


グーグルストリートビューではどうなっているのかなと覗いてみましたら、



まだ在りし日の姿をとどめていました。2018年の様子が最新でした。

ストリートビューって過去の姿も辿れるので、ちょっとこの機会に見てみますと

2012年、クイーンのダイヤモンド・ジュビリー(60周年)



2014年



2017年(右の書店がアリス特集です)



2018年



このデパートは個人経営なので名前も知らなくてその存在を確認するまで3回かかってしまったんですが、

イギリスも日本と同じくチェーン百貨店が全国の都市に出店しています。

オックスフォードにも、ロンドンと同じ「デベナムズ」「ジョンルイス」があり、ユニクロとかザラもH&Mもがあって、現代に生きる人にはもちろん必要だけれどオックスフォードにしかない、というものをついつい求めてしまう。

ボスウェルのすぐ近くのセント・マイケル・アット・ザ・ノース・ゲイト教会に入った時、ショップの女性と少し話をして、彼女は東京に行ったことがあり、銀座の夜のイルミネーションがとても印象的だったと話してくれました。それで私はオックスフォードにも古くて素敵なデパートがあるのに閉店なんて残念だ、と言ったら、彼女はウエスト・ゲート・ショッピングセンターができたと教えてくれました。

ショッピングセンターというだけで足が向かなかったんですが、次回があれば行ってみようかな。





イースターピーターラビット

2020-04-10 09:42:00 | イギリス
きょうグッド・フライデーからキリスト教の国はイースター・ホリデー。

子供達がエッグ・ハントをして、大人も陽気に誘われ学校も1〜2週間の春休み、という浮かれシーズンです。

コロナで今年はそうもいかないでしょうけど、3月にはイースター・チョコレートでスーパーの棚も賑わっていました。

我らのピーター・ラビットもここぞと!





ズズン!

本当、声の中の人=ジェイムズ・コーデンにそっくり。



さすが原作原産国だけあって映画コラボ製品が豊富で裏山と思ったらこんな残念なイラストのも出てる。



国内シェアNo.1のテスコのバッグなのにいいの?と思いながらなんとなく記念に買ってしまった。。。