つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

あれもこれも、

2010年11月12日 | 子育て
献血に応じる十代が少なくなってきています―――学校で献血の大切さについて子どもたち伝えていきます。

自転車マナーの講習を学校で開いています。

エコ教育をすすめていきましょう。

税金の仕組みを子どもたちに伝えていきます。

早いうちからPCに慣れ親しむために…。

地域産業とのつながりを子どもたちに、

携帯に潜む危険について、学校で教育していく。

職業体験をしていきましょう…。

交通安全、不審者対策…。

平和教育、書道教育、絵画展、作文募集……etc.etc.etc.


なんでも学校です。そうです。全部いいことです。いいことは、いいっぱいあります。
でも、子どもの時間は決まったものしかありません。
国語・算数・理科・社会・道徳・体育・音楽・図工・家庭科…それに英語に総合の時間。

何でもかんでも学校に回して、先生が子どもと向き合う時間を減らしている。

そう、あれもこれも必要なことばかり、でも繰り返すが、子どもの時間はそんなに多くはない。
学校はごくシンプルにあるべきだ。
自分たちで教えなければならないことを学校に回していないか、子どもと先生との時間を確保することを社会全体で考えなければ、先生はじっくりと勉強を教えられない。子どもと向き合うことができない。

今、大学で国語教育をしなければならなくなったのは、誰かが彼らの国語の時間をとったからではないか…。学校に回す前に一度考えてみようではないか。これは、学校でなくても教えること、伝えることできるのではないかと…。
コメント
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