12月に入った。
掃除の季節です。
文房具などを入れている引き出しを整理すると決めて、とりかかった。
上から「はさみ・カッタ―・彫刻刀など道具類」「定規・消しゴム・コンパス・クリップなど」「マーカー」「絵具・クレヨン」と一段ずつ引き出し、壊れている物などをとりだした。マーカーは試し書きで半分以上使えなかった。ここまでは実に順調に、気分良く進んだ。
ところが、次の「鉛筆」と「色鉛筆」の引き出しで、暗礁に乗り上げた。
4人の子どもが小学校、中学校、高校と過ごしていくうちにたまったものだ。
ひきだしそれぞれに一杯になっている様を見て自分に言い聞かせた 「断捨離だよ!」
私が持ちにくいものを次々はずした。引き出しの中はそれぞれ半分ほどになり、実に小ざっぱりとした。
鉛筆を使う人がいなくなってしまったので、これでも多いだろう。きっと私と旦那が死ぬまで使っても、まだあるんじゃないかな?
だから、よけた短いものは思い切りよく処分していいのだ。
と、思ったのだが・・・・・・
思いきれなかった。 子どもたちと過ごした15年がここにあるような気がして、半分あいた引き出しに戻してしまった。
とりあえず末っ子が習っているそろばんは、このサイズの鉛筆が必要だと理屈をこねている。
やっぱり性格が断捨離にむいていないようだ。