つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

願書を出す・・・受験生達

2012年01月22日 | 子育て

うーむむむ…厳しいなあ

自己採点の結果を学校に提出→大手予備校がそれらを基に合格判定を予想

今年は、昨年震災のせいで進学を断念した浪人生がたくさんいるそうで、ハードルが随分上がったらしいです。
でも、それも仕方のないことで、今出来るせい一杯を努力することしか手がありません。

判定は長男の時と同じ「ミラクル」を起こすしかないというものですが、でも、0ではありません。
やっと、この大学に行きたいと決めて進めてきたことですから、はいそうですかと志望校をかえることもできません。
当たってぶつかってよじ登るしか道はないと、親子で覚悟しています。

で、勉強の手伝いができない私は、再度これです。
受験シーズンになると必ずでてくる“勝源神社” 普段はあまり買わないのですが、助けてくれるものはなんでもありです!!

先日、長男を見送りにいった新千歳空港にあった絵馬。パンパンと手を叩き拝んでいる。

覚悟を決めて、JKは願書の準備をした。
国立後期は手が届かないだろうということであきらめて、私立二校と国立前期。
明日受験料を払い込み、書類を作って送付する。

これでいよいよ志望校と向き合える。

なんと長い長い道のりだろう。毎年起こるセンター試験のごたごたは、この試験に何の意味があるのだろうと感じてしまう。
センター試験と何回か付き合ってきたが、うがったいい方をすると、大学側が足きりをしやすくするために行っていると感じることもある。
要は大人の都合だ。
就活でも思うのだが、社会は若い人を育てる気持ちを失ってしまっているのではないだろうか。
大人が大切にすべきは、若い人の気持ちであるべきではないだろうか。
対策対策で力尽き、気持ちが萎えた人材になってしまうよりも、可能性のある原石を求めるべきではなかろうか。
それを育てるのが、本来の教育ではないのだろうか。
子どもというのはどんな子どもでも “化ける” ことがある。その化けるときのゾクゾク感はたまらない。

教育はそうあってほしいと心から思う。

ただ、ありがたいことに、若さはどんな状況でも乗り越える力を持っている。
今のこんなわけのわからないシステムも受け入れてくれる。
でも、それに甘んじてばかりいてはいけない。
自分勝手な都合を、若い世代に押し付けてはいけないと考える。

JKは「絶対に負けない」と涙目になりながら、問題集に取り組んでいる。
私はこの娘が、人として私を乗り越えたと感じている。
結果がどうでようと、大学受験に取り組んで良かったと思っている。

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忘れてはいけないこと

2012年01月19日 | 子育て

JKのことばかり気をまわしているが、
冬休みの長い北海道の中学校も、この月曜日に始まっている。
もっというと、親が姉のことでいっぱいいっぱいのセンター試験の日に、彼は卓球部で始めての新人戦に出場していた。

末っ子は偉い。 こういう時にいつもいやな顔一つしない。

彼のこういう状況は、幼稚園の年長から始まっている。
以前にも書いたが、末っ子の卒園式の日が、長男の高校の合格発表の日だった。
この時、長男は第一志望に不合格だったため、“卒園おめでとう”という明るい空気が家の中から消えてしまった。
親も経験不足でへたってしまってね…今考えれば、なんてことはない出来事なんだけれど。
大喜びされて当然の6歳児がいたのに、その日の我が家の夕飯のメニューは“野菜炒め”だった。

いやいやもっとすごい。
末っ子のきょうだい受験人生は、4年生の時に最大の山場を迎えている。
この年、自分以外の3人が受験生だった。 しかもその時、私が大病をし、半年余りの日々入退院を繰り返していた。

この子は偉いなあ・・・振り返ると、本当にこの子がいてくれた良かったという日が続いている。
この子がいてくれたから、家族の空気が固まることなく、すっと風通しがあるように感じる。

JKが今回無事通り抜けてくれたら、ようやく末っ子は自分の進路と向き合えるのかもしれない。

この末っ子体格がいい。中学に入ってメキメキと背が伸び、あっという間に見あげるようになっている。
ところが、先日買い物に付き合わせて荷物を持たせようとしたら、なんと持ちあげられないのだ。
「え?あんた、何?」
どうやら握力が目茶苦茶弱いらしいのだ。そういえばと、思い当たる出来事が走馬灯のように頭の中をめぐった。
あれもこれも、もしかしたら非力のせいかもしれない。

ということで末っこ改造用品として手に入れたのが、これ

青い方は、100均で手に入れた“5キロ” なかなかやった気になる。
ところが旦那が「そんなもんじゃ駄目だ」と、ネットで黒い方を注文した。 これがなんと“45キロ”
これくらいじゃなきゃと旦那はすいすいと動かすが、とてもとても私はびくともしない。
うちの旦那、出来ないことが分からないらしく、納得しない表情をする。
仕方が無いのでJKにもやってもらうと、彼女はさすがに高校時代テニス部だけあってかろうじて動かすことができる。
JKでもかろうじてなのに「これが動かせるようになればいい」と頑張る。

「あのね、分数の割り算が出来ない子に、いきなり微分積分やらせても理解できるわけないでしょう?
こういうものもいきなりじゃなくて、段階踏んで使って行くものじゃないの?」

と言い続け、私が45キロを動かせないで苦労する様子をちょこちょこと見せた。
二日ほど続けたら、納得したのか今朝 「10キロと、20キロと頼むかなあ」と言った。

うちの温厚な末っ子だから怒らないだけで、なんともはやです。やっぱり我が家は子どもで持っている。
それにしてもこんなことじゃ、私が若いころあこがれた“お姫様だっこ”なんて、こいつには無理だと溜息がでてしまう。
“大男、総身に知恵がまわりかね”というが、知恵も回らなければ力もないじゃ、末っ子の未来は明るくない。
頑張ってもらうことにしよう!!

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泣けてくる・・・受験生達

2012年01月19日 | 子育て

親バカは、受験生達の動向に一喜一憂している。
昨日J、Kが持ちかえった進路のプリントの裏面に印刷されていた先生からの文章。

 

勉強は絶対に努力を裏切らない。
たとえすぐ結果が出なくても、傾きが大きくても小さくても、
自分が頑張った分、グラフは右上がりだから大丈夫。
自分を信じてみようよ。

 

ぎりぎりの思いで赤本に取り組んでいる彼ら、彼女たちの最後の頑張りの時間だ。
そしてそのプリントの右側に<感謝>として
「人格という名の龍」を大きくしたのだなあという子どもたちの文章が載せられていた。

 

・今勉強しているこの瞬間。自分の未来のためだけに時間を使える!すごく幸せだ!!

 

・おれの家に大学行かせる金なんて微塵もない。けど、おれが行きたいって言ったから両親はいやな顔一つせず進学の準備してくれている。俺なんて幸せものなんだ。絶対国公立行って夢叶えて親孝行してやる!待っててねお父さんお母さん。

 

・受験直前まで、先生に迷惑をかけていました。
ある日メールで謝った時、先生から【出来ることは何でもやってあげるから、受験に専念しなさい】と返事が。大好きな先生だったので、涙が出るほど嬉しかったです。

 

 

子どもの気持ちに同調してしまっている親だから、もうセンチメンタルになっていて、簡単にぼろぼろと涙が出てきて困りました。
親なんて単純なもの、子どもが前向いて笑って頑張っていると思うだけで幸せになれる。

さあ、もう少し前向いて頑張ろう!! みんな!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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そして次へ・・・受験生達

2012年01月18日 | 日記

長く長く感じたが、すべてはこの土曜日、日曜日の二日間のことなのだ。
センター試験というものは、げに恐ろしいものだ。
今は自己採点を学校に提出し、志望校の評価を待っている。束の間の静寂・・・。

昨日の夜は「見っちゃおうっかなあ・・・」と、久しぶりに竹内結子の“ストロベリーナイト”を家族で観た。

 面白かったなあ、武田鉄也がいささか悪い刑事役で間違ったやり方で真相に迫っていくのが、
世の中のジレンマの象徴みたいで、次回が楽しみ!

と、横道にそれてしまった・・・

センター試験の結果というのは、当たり前と言っちゃあ当たり前、不思議と言えば不思議なことなのだが、
結果が本人のもとに届くのが5月頃だ。それも希望者だけ。
大学によってはセンターの獲得点数による足きりも行われるのにどうするかというと、
問題用紙に自分の選んだ答えをうつして持ち帰り、自己採点する。
これも不思議なことだが、きちんと写してきているはずなのに違ってくることが儘あるらしい。
そのため秋から行われているセンター模試では、自己採点のトレーニングも施されている。
対策、対策、対策・・・起こるべきことを予測して用意周到に準備をしてむかえる…ため息ふうう。

自己採点。今は便利なものでネットで打ち込みさえすれば間違いなく採点してくれる。
JKの場合・・・日曜日の夜、サイトを開き、そこからがひと騒動だった。 
お腹が痛くなるわ、涙は止まらなくなって鼻水がだらだら・・・バッチい事この上なかった。
緊張で手が震え、落ち着くためにまず“嵐”のDVDを観ることから始まった。
相葉君の写真を胸に一教科ずつ入力。そんなこんなですべての結果が分かるのに1時間ほどかかった。
まあ、混んでいてつながりが悪かったのもあるが…この娘こんな子だったんだと改めて知った。

結果は安心できるものではないが、努力可能なところだった。

新聞やテレビのニュースによると、あちこちの会場でトラブルが起こったようだ。
幸い娘は無事に受けることができた。こんなに複雑な試験を有り難いことだと思う。

現役でセンター試験を受けると願書は学校がとりまとめて出してくれるので、
大抵の場合はひと塊りになって試験を受けられる。ところが、今回、彼女の高校はバラバラにされていた。
周りもバラバラだとよかったのだろうが違ったようで、一つ試験が終わるたびにうるさかったらしい。
「終わったこと話するなって言われてないんだね、K高のやつら!!」 心細さもあったのだろう、不愉快そうに話した。

二日目、普段からよく話をしていた男の子が 「お前こんなところにいたのか」 と探しに来てくれたそうだ。
「思いっきり高いチョコレート買ってもらったんだ」 と美味しいチョコレートを分けてくれ
「がんばろうな」と声をかけてくれたという。 男の子ってすごい・・・と思う。 自分だって一杯いっぱいだろうに・・・感謝。

娘は理科を1教科しか選択していなかったので、二日目は1時間遅く出かけていっている。
入口に自分の学校の先生は見かけなかったが、よその先生がいて「落ち着いて頑張るんだよ」と声をかけてくださったそうだ。
真冬日で零下の中、外で声をかけるために待っていて下さる先生方・・・本当に感謝。

これだけの規模で行う試験、すべての受験生にトラブルが無いということは難しいだろう。
残念なことにそういうことが起こってしまった受験生には、何らかの救済がとられることを祈っている。
だが、こうも思う。このためにはらった努力は、そんな小さいことで左右されるようなそんなちゃちなものではなかったはずだ。
胸をはっていい。胸をはって堂々と志望大学に挑戦してほしい。

二次対策に入ったJKのひとこと
「ねえ、お母さん、記述試験てびっくりよ!数学なのに数字が出てこない!そんなのってあり?」

願いが叶う努力ができますように・・・。

 

 

 

 

 

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二日目・・・受験生達

2012年01月15日 | 日記

皆さんからコメントをいただいています。
一つ一つにお返事をと考えながら、なんのことはない親バカで気がそぞろ、一段落したら必ずと思っています。

緊張のあまり、頭が真っ白になったのでしょう。
日ごろは強気の発言の多いJKが半べそかいて、昨日は戻ってきました。

今日も逃げ出せるものなら逃げ出したいのだろうが・・・
「泣かない!」と口を真一文字にして出かけて行きました。

ブータンのワンチュク国王は 「人格という名の龍は、経験を糧に強く大きくなる」 とおっしゃっていた。

娘の「龍」が今大きく育とうとしている。結果はそれについてくるものだ。気にすることはない。

それでも、泣きそうな顔で出かけた娘があわれで、あわれで仕様がない。
これから先、娘が選ぶ人生の最大の応援団になってやるんだ!と心に言い聞かせている。

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