
久しぶりの東野圭吾の推理小説
図書館にリクエストして何百番目かの順番をまって、やっと借りることができた『麒麟の翼』
相当厚みのある本
でも、4日ほどで読んでしまった
TVを消して、読み始めたらなかなか止められない><;さすが人気作家の本&映画化もされているし!
読み終わってみると、内容は結構重いもので、殺人事件が解決しても気持ちが軽くならない><;
中学教師の未熟さ、思春期の息子と父親の風通りの悪さ、被疑者の社会の底辺での生活ぶり、被害者が勤めていた会社の暗い部分・・・・・
ただ一つ、加賀刑事が示すように(作者が言いたい事だろう)真実を求めて正直に生きる姿勢!
3年前の中学校での事故、これに被害者の息子が関わっていて、大人の都合で真実が隠され、それが殺人事件としてさらに多くの人たちの人生を曲げてしまう
勇気を持って、いけない事をちゃんとダメと言える事!そして自分の行動に責任を持って、謝ることができる事・・・(人間は間違うんだから)
とっても難しい事でもある!!