
ケイト・モートンの本2冊目です。
やはり、超長編です><;
・・・・1913年オーストラリアの港に着いたロンドンからの船。すべての乗客が去った後、小さなトランクとともにたったひとり取り残されていた少女。トランクの中には、お伽噺の本が一冊・・・・
(上巻、表表紙の紹介文から)
4歳の少女はオーストラリア人夫婦にネルと名付けられて育てられ、21歳の時にその事実を知らされる。
時は流れて、孫娘のカサンドラはネルから相続されたイギリスはコーンウォールのコテージへ向かう。
そのコテージに忘れられた花園が、荒れ果てながらも魅力的な様子を残している。
『秘密』の構成と同じように三つの時代を行き来しながら話が展開していく。
ネルの親の時代(1900年)
ネル自身の時代(1975年)
孫カサンドラの時代(2005年)
* イライザの母は、夫が亡くなったあと何故実家へ帰ろうとせず、実兄の手を逃れ続けるのか?
* ネルは自分の娘に、なぜ生まれるとから愛情が持てないのか?
主人公は誰を想定しているのかな?やはりネル(アイヴォリー)でしょうね?
ワタシはイライザの印象が強い!
ネル(アイヴォリー)の本当の父母は?これがまた面白い!!

