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女優の高森和子さんが昭和61年に出した本
この本の出版を期に、女優業を引退
我が家で3週間ほど前に、40年余り使ったカップボードを買い替えた
コンパクトな家具に置き換えたので、引出しの物などずいぶん捨てた
ついでに書棚などの整理をしていたら、ワタシの好きなエッセイ本が数冊、目にとまり、先ずはこの本を読むことに
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母の老い・痴呆に筆を向けた辛口の、母と娘の付き合い記録『母の言いぶん』を出版、30万部のベストセラーとなる(Wikipediaより)
はじめに欄に「これは、昭和35年から55年までの母の姿です。」と書かれている
お母様りゅうさんはテレビニュースに、なかなか辛口のコメントをする小気味の良さを感じる人
そして生さぬ仲の継母の家に子供たち(和子さん達・継母にとって孫にあたる)を通わせたり、その老後を同居しようと腐心するなど、暖かい人柄を思わせる
いい大人になった子供たちに対しても遠慮することなく注意するし、諌めたり諭したり・・・・・当たり前の事なんだけれども、ワタシなどつい相手が機嫌悪くするのがイヤで、その場を流してしまう><;
高森和子さん、20代の頃からおばあちゃん役を演じて定評があり、ワタシはけったいな人びとを楽しみに見ていた@@八千草薫さんが主演だったと思う^^
老いること、痴呆って?、など、祖父母と同居した事のない娘や息子に是非、読ませたいと思う^^;
お母様の最後と思われる描写がとても素敵に書かれている^^v
数十年ぶりに読んだのだけれどもまるっきり憶えてないし、新鮮&面白かった^^v
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