奇遇にも今日は森鴎外没後100年に当たる
森鴎外と言えば『舞姫』に書かれているように、ドイツ留学から帰国後にドイツ女性が後を追って来日している
という事ぐらいしか知らないが、興味深い文豪ではある
『れんげ荘物語』を読んでいて、『贅沢貧乏』というタイトルの本があり、森鴎外の長女森茉莉の著書であることを知った
で、森茉莉の事を検索するととてもユニークな人らしい
まずは群ようこが書いた本を読んでみることにした
『贅沢貧乏のマリア』は森茉莉についての評伝エッセイという形式のようだ
目次12の内容はそれぞれ、まず群ようこ自身のことから文章が起こされ、その内容について森茉莉の場合は・・・・と続く
森茉莉の結婚生活や父である鴎外との関係、兄弟たちの事など・・・
森茉莉が書いた本の評伝という事か
森鴎外は子供たちを深い愛情で接し、特に長女の茉莉は顔立ちも良いため、年に数回ドイツから洋服を取り寄せて着せていた
茉莉も父鴎外の事をパッパと読んで恋人のような特別な存在として、本に書いているらしい
『贅沢貧乏』、読んでみなければ!!