
北村薫の本2冊目
主人公の『私』は大学2年生になっている
3つの短編
朧夜の底は大型書店の上の階にある学術書のコーナーで起こる不可解
どうやら書物ではなく中身を盗む手口らしい
ちょっと謎が難しくて、2回読んで、理解できた^^;
次の六月の花嫁は『私』の仲良し3人組の内の一人江美ちゃんが仕組んだ謎
これは『円紫』さんが、『私』の話を聞いただけで、解いてしまった
そして江美ちゃんは近いうちに結婚します、と予言する
3編めの夜の蝉は『私』と『姉』の関係を書いている
これは人の悪意?とは言わないけど、ちょっと楽しくない内容
1編目は書物
2編目はチェスの駒
3編目は歌舞伎の券
と、それぞれ物が関わっている
本格ミステリーではないミステリーの所以かな^^v

本は友達