今上天皇がイギリスのオックスフォード大学に留学された2年間余りの模様を、ご本人である徳仁親王がご執筆されたエッセイ
4月にこの本が再販されるとニュースで聴き、すぐに図書館へリクエストした
なので、再販された新しい本ではない
1993年発行された内容をそのままに、あとがきを新たに書き加えた文があるらしい
天皇陛下とはいえ、新たな経験に向かうときは緊張しドキドキもする
そして、食堂で想像外のお肉を注文してしまい食べるのに苦労するなどの失敗をしたり、慣れない事に苦労する場面が失礼ながら可笑しい^^;、、、
洗濯やアイロンがけ、寝室のすき間風に悩まされるなどユーモアを交えてとても詳しく書かれている
そんな文章が感情的でなくたんたんと綴られて爽やか
読んでて、こちらがそのまま体験してるようなドキドキ感
景色を描写した文は、読んでて景色が想像できるよう・・・こちらも楽しい気分になる
そうして読み進めている内に、研究テーマの資料集めのため図書館通いに大変な苦労をする場面が出てくる
資料が手書きの英語や古い言い回しなど、コピーや携帯カメラで写しておくなどできない環境で、たいへんな苦労だったろうと想像する
そしてその努力に尊敬する!生半可なことではできない
半面、立場上素晴らしい人たちの協力を得て、2年余りの留学生活が音楽活動(ヴィオラ)スポーツ(テニスなど)史跡めぐりのツアー、ヨーロッパ各国への旅行など、非常に充実している
これだけの内容を消化して、以後の活動に生かされていくべく、身に着けることもある意味辛くないだろうか?
徳仁親王にエールを送りたい!!
再販本を購入したくなった