米村晃多郎は直木賞候補に上がったことのある作家(昭和2年5月23日~昭和61年7月18日)
『サイロ物語』は7編からなる短編集で、峠と赤蝦夷松はまだ読んでないが、全編が北海道の日高地方に入植した開拓農家が舞台
最初の野づらの果ては、農家の嫁取りがテーマ
畑酪農家で、3代目になる息子の嫁が決まり、沈んでいた息子の笑顔が増え、先々の営農計画や明るい家族の喜び
ところが・・・
二編目:馬橇、吹雪が続いた翌日、青空と陽射しの中、市街地に住む娘のお産に行こうと息子が繰る馬橇で出かけたが、そりが道を外れ原生林の吹き溜まりに入ってしまう
(抜け出せるのだろうか?ここで終わっている。)
六編目:土くれはこの本を読むことになった、神田日勝の事が書かれている
開拓農家2代目の日勝の穏やかな人柄や、家族の和やかさ・絵に対する強い思い・体調を崩した時の心の内
妻の口から語られる日勝の様子など、とても興味深い内容!!
ただ、どの短編も結末が暗い><;悲しい;;
これが北海道の開拓に苦労した開拓民の現実なのだろう@@
原作者の事を検索してみたら、早稲田大学仏文科を中退し、十勝の小中学校に勤めていたとの事
その頃に、開拓農家の悲哀を多く見てきたのだろうか@@
その後東京に戻って作家になったのだそうです
彼の作品に野のひと―関寛斎という本があるようだ
胡蝶の夢で3人目の主人公として登場した関寛斎
彼は72才の時、北海道陸別で開拓事業を始める・・・・・
野のひと―関寛斎の本を探したが、図書館にはなくアマゾンでも取り扱いがないとの記述
残念
『サイロ物語』は7編からなる短編集で、峠と赤蝦夷松はまだ読んでないが、全編が北海道の日高地方に入植した開拓農家が舞台
最初の野づらの果ては、農家の嫁取りがテーマ
畑酪農家で、3代目になる息子の嫁が決まり、沈んでいた息子の笑顔が増え、先々の営農計画や明るい家族の喜び
ところが・・・
二編目:馬橇、吹雪が続いた翌日、青空と陽射しの中、市街地に住む娘のお産に行こうと息子が繰る馬橇で出かけたが、そりが道を外れ原生林の吹き溜まりに入ってしまう
(抜け出せるのだろうか?ここで終わっている。)
六編目:土くれはこの本を読むことになった、神田日勝の事が書かれている
開拓農家2代目の日勝の穏やかな人柄や、家族の和やかさ・絵に対する強い思い・体調を崩した時の心の内
妻の口から語られる日勝の様子など、とても興味深い内容!!
ただ、どの短編も結末が暗い><;悲しい;;
これが北海道の開拓に苦労した開拓民の現実なのだろう@@
原作者の事を検索してみたら、早稲田大学仏文科を中退し、十勝の小中学校に勤めていたとの事
その頃に、開拓農家の悲哀を多く見てきたのだろうか@@
その後東京に戻って作家になったのだそうです
彼の作品に野のひと―関寛斎という本があるようだ
胡蝶の夢で3人目の主人公として登場した関寛斎
彼は72才の時、北海道陸別で開拓事業を始める・・・・・
野のひと―関寛斎の本を探したが、図書館にはなくアマゾンでも取り扱いがないとの記述
残念