4月からの電力の自由化の件で、メディアでも色々と話題になっているようです。
当方が勤務するマンションでは、昨年春に共用部分の電気代を高圧一括受電契約(30%減)にしています。
しかしその間、関電の電気代の値上げがあり、実際には共用部分の電気代は約26%削減になっています。。
ところで最近、居住者から色々と問い合わせが来ています。
・4月からの電力自由化で、専用部分は安くならないのか?
・昨年、高圧一括受電契約をしたが、早まって契約し、損をしているのではないのか?
といった具合です。
共用部分の電気代が約26%削減出来ているということは、全体の管理費がそれだけ削減出来ているということです。
一戸当たりで、年間約9000円ぐらい安くなっている次第です。
各戸には関電の電気メーターに代わって、新規業者のスマートメーターが付いており、30分単位の電気量が分かるようになっています。
この新規契約では、業者に一戸当たりで約15万円ぐらいの先行投資がかかっており、10年は解約ができないようになっています。
従って、4月からの自由化で、他社との専有部分の契約は出来ないことになっています。
この電力の自由化になると、新たにマンションでの高圧一括受電契約は難しくなるのかと思います。
一括受電は、全戸の承認が必要で、戸数が多くなればなるほど反対者も出て来るし、また、先に専有部分の契約をする人も出てきます。
ですからマンションの場合は、各自が自分に合った業者と契約をすればいいのかと思います。
でも、どの会社が最もお得なのかが分かりにくいですねー?
また、オール電化のマンションでは節約代があまり出ないようで・・・
イッシー