仕事の帰りに環状線の大正駅から関空快速に乗った。
4人掛けボックスが空いていたので座ったら、斜め前にリュックが置いてあり、隣の女性がどうも子どもの忘れ物だと言う。
最近は、車掌も車内に全く廻って来ないし、駅にも駅員の姿を見かけない。
次から次へと乗客が載って来るし、仕方がないのでリュックを網棚の上に乗せました。
ふと、4年前、当方も網棚に荷物を忘れたのを思い出しました。
あれは今でも良く覚えていて、10月1日、今の勤務場所に代わって初めての日でした。
JR新今宮駅で降りて、10分ぐらい経ってから、大事な制服の入った紙袋を網棚の上に忘れたのを思い出しました。
しかし、電車を降りて直ぐに気が付くのが普通かと思いますが、10分も過ぎてから分かるなんてボケの症状なんでしょうね。
慌てましたけど、冷静になって、こういう時はどうすればいいのかを考えました。
直ぐに、自宅の最寄りのJRの駅に電話し事情を話しました。
その電車は、阪和線から環状線に入って、大阪駅を通って最終的には天王寺に行くという。
自分でその電車を捕まえに行こうとタクシーを拾い、時間を計算しながら何処の駅に行ったらいいか考えました。
その結果、時間的に見て鶴橋駅まで行けば間に合うと計算しました。
鶴橋駅で自分が乗った電車が来るのを待ちました。
確か3台目ぐらいにその電車がやってきて、覚えていた前から3両目に乗りました。
ありました!ありました!
その時の気持ちは、嬉しかったというより、ひと安心でしたね。
あの時の冷静な判断が良かったのかと思いますが、あれ以来、荷物は網棚の上には絶対に乗せないようにしています。
なお、忘れ物のリュックは、一応、最寄駅についてから駅員に知らせました。
イッシー