平成2年の1月6日に86歳で亡くなった伯父は、
亡くなる直前まで絵を描いていたほど、描くことが大好きな人でした。
伯父にとっては、スペースさえあれば何でもキャンバスだったのでしょう。
廃材、ベニヤ板、木の根っこ、冷蔵庫の側面、挙句の果てにはワイシャツまでも。
そのベニヤ板の裏には、
「人間もベニヤ板も生かすつもり、その為に俺は生きる」とあります。
元年の暮れ、病床の中で200枚の年賀状を一枚一枚丁寧に描きあげ、
家族は投函すべきかどうかで迷っていたようですが、
無事に年を越し、年賀状も私たちの手元に届き・・・。
あれからもう18年もの歳月が過ぎていきました。
ある方から「大切にしているものを見せてもらいたい」と打診がありましたので、
伯父のこれらの絵を見ていただこうと思います。
勿論、額に入った立派な絵もあります。
ブログにも少しずつ掲載していけたらと思っております。