相方さんのたっての希望で。
・・・かくいう私も、元気になりたかったから、このセレクトに同意したのかも。
『 塔の上のラプンツェル 』
「魔法にかけられて」の時も思ったけど、ここんとこのディズニー映画は【子供】だけのモノじゃない。
オトナの鑑賞に十分堪えうる内容だと思う。
もちろん世界観は健在。
「悪い大人」「囚われの姫君」「救いの手を差し延べる男性」
ただ、昔(私が好ましく思っていなかったディズニー映画、ね)とは、確実に違っている部分がある。
それは、ヒロイン、この作品ではラプンツェルの葛藤と、強さ。
決して受け身なだけではない彼女の「在り方」は、古典に見られる「運命に身を委ねるだけのヒロイン」とは違う。
更に彼女の内包する葛藤に、共感しない「コドモ」は、私はいないだろうと思う。
何故か。
それはこの葛藤が、現在まで延々と存在する「課題」だから。
私が「コドモ」と表現したのは、お姫さまに憧れる「リアル子供」じゃない。
この感覚のターゲットは、間違いなく「今現在は大人」である人たちであろうと、私は思う。
ラプンツェル、は、実はグリムの中では意外にスタンダード、らしいのね。
グリム童話の中でも、日本人にはあまり馴染みのない一作なのだけれど。
強固な意志を持って「一歩」を踏み出すこと。
それはとても怖いことだし、勇気が要る。諦めるのもまた一手。
ただし、その「恐怖」は、どこから来たモノか。出所は果たして何処か。
考えてみるのもまた一興。
それでも一歩を踏み出した者にだけ、見える世界があるのかも知れない。
元より目の前に道などないのかも知れないから。
・・・かくいう私も、元気になりたかったから、このセレクトに同意したのかも。
『 塔の上のラプンツェル 』
「魔法にかけられて」の時も思ったけど、ここんとこのディズニー映画は【子供】だけのモノじゃない。
オトナの鑑賞に十分堪えうる内容だと思う。
もちろん世界観は健在。
「悪い大人」「囚われの姫君」「救いの手を差し延べる男性」
ただ、昔(私が好ましく思っていなかったディズニー映画、ね)とは、確実に違っている部分がある。
それは、ヒロイン、この作品ではラプンツェルの葛藤と、強さ。
決して受け身なだけではない彼女の「在り方」は、古典に見られる「運命に身を委ねるだけのヒロイン」とは違う。
更に彼女の内包する葛藤に、共感しない「コドモ」は、私はいないだろうと思う。
何故か。
それはこの葛藤が、現在まで延々と存在する「課題」だから。
私が「コドモ」と表現したのは、お姫さまに憧れる「リアル子供」じゃない。
この感覚のターゲットは、間違いなく「今現在は大人」である人たちであろうと、私は思う。
ラプンツェル、は、実はグリムの中では意外にスタンダード、らしいのね。
グリム童話の中でも、日本人にはあまり馴染みのない一作なのだけれど。
強固な意志を持って「一歩」を踏み出すこと。
それはとても怖いことだし、勇気が要る。諦めるのもまた一手。
ただし、その「恐怖」は、どこから来たモノか。出所は果たして何処か。
考えてみるのもまた一興。
それでも一歩を踏み出した者にだけ、見える世界があるのかも知れない。
元より目の前に道などないのかも知れないから。