間に合った――! 展示最終日(5/13(日))!
『 特別展 光琳と乾山 芸術家兄弟・響き合う美意識 』
根津美術館は「鏨の華」以来だから半年振り。
誰でも一度は耳目にしたことがある尾形光琳筆「国宝 燕子花図屏風」を、どーしても観たかったのです。
もーホント、こりゃ来年かなとかちょっと本気で思ってた。観られて嬉しい!
光琳という人、調べれば調べるほどなかなかのクセモノ。
画業に身を入れ始めたのはなんと40代になってからだという。
代表作である「燕子花図屏風」は比較的初期の作品。
使われている色数は「2」。
大胆な構図と、彼にとっての不要な要素の徹底排除の上に成り立つ ある種究極のデフォルメ。
愛好したとされる能由来の作品も多々展示。
それにしても一切迷いのない筆は、やはり圧倒的。
教科書や図録で見ても圧倒されるものは、実物を目の当たりにすると圧巻です。語彙力。
一方、その弟である乾山は陶芸家。
彼の存在によって「陶工」は「芸術家」になったとも言えるのだとか。
やはり兄弟、似通った部分もあり、徹底的に相対している部分もあり。
一番近くて遠いのかな、兄弟ってやっぱり。
それにしてもやはり最終日だけあって、チケット売り場にはひっきりなしに行列ができてました。
外国人観光客の姿も多く見られました。
庭園の燕子花
エントランス 石舟
来年も観に行けたらいいなぁ。
『 特別展 光琳と乾山 芸術家兄弟・響き合う美意識 』
根津美術館は「鏨の華」以来だから半年振り。
誰でも一度は耳目にしたことがある尾形光琳筆「国宝 燕子花図屏風」を、どーしても観たかったのです。
もーホント、こりゃ来年かなとかちょっと本気で思ってた。観られて嬉しい!
光琳という人、調べれば調べるほどなかなかのクセモノ。
画業に身を入れ始めたのはなんと40代になってからだという。
代表作である「燕子花図屏風」は比較的初期の作品。
使われている色数は「2」。
大胆な構図と、彼にとっての不要な要素の徹底排除の上に成り立つ ある種究極のデフォルメ。
愛好したとされる能由来の作品も多々展示。
それにしても一切迷いのない筆は、やはり圧倒的。
教科書や図録で見ても圧倒されるものは、実物を目の当たりにすると圧巻です。語彙力。
一方、その弟である乾山は陶芸家。
彼の存在によって「陶工」は「芸術家」になったとも言えるのだとか。
やはり兄弟、似通った部分もあり、徹底的に相対している部分もあり。
一番近くて遠いのかな、兄弟ってやっぱり。
それにしてもやはり最終日だけあって、チケット売り場にはひっきりなしに行列ができてました。
外国人観光客の姿も多く見られました。
庭園の燕子花
エントランス 石舟
来年も観に行けたらいいなぁ。