『聖徳太子1400年遠忌記念 特別展「聖徳太子と法隆寺」』

初日7/13（火）に行ってきました。

日時指定制導入されてますが、平日は若干余裕っぽい感じ。まだ開催直後ですしね。

　『　聖徳太子1400年遠忌記念 特別展「聖徳太子と法隆寺」　』

子供の頃、うちから一番近い公園に何故か聖徳太子立像がありまして。

近いと言っても子供の足で30分くらいだったと記憶。

石段上がって一番上の聖徳太子の像の所で、何故か野鳥を必ず保護して帰ってくるという困った子供でした。

地元を離れて、そこがとある宗教団体の施設の一部であると知るというオチ。

さて、聖徳太子。

歴史の教科書で教わったけれど、知識はそこまで。

果たして彼の人の人物像とは。

今に伝わる逸話の数々とそれにまつわる品々（ほぼ国宝）。

そして法隆寺。

見進めるほどに、太子は当時伝来した仏教の布教の歴史そのものであるといった感じ。

聖霊院の秘仏・国宝 聖徳太子及び侍者像　が27年ぶりに寺外公開となってます。

日時指定制の効果もあってか非常に見やすく、構成もとてもシンプルなので、

私にしては珍しく、展示の頭から最後まで、順番にじっくり観てきました。

1巡で十分すぎるほどに満足できました。

奈良から東京に巡廻の展示なのですが、向こうでしか観られなかったもの、こちらでしか観られないものもあり。

このご時世、仕方のないこととは言え、遠征できない現状がこれほど長引くとさすがに堪えます。

こういう時に人は神仏に縋りたい心持になるんだなぁ･･･。

　　平成館1階にて。