豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

結露のしない窓はない…北斗市・ファース本部

2022-02-07 17:11:40 | Weblog
結露のしない窓はない…北斗市・ファース本部
私達の住宅で適切な温湿度は、気温20度、湿度50%と云われます。
公的機関でも20度、50%を推奨しています。
北海道では、気温20度など寒いと断じられるでしょうが。

外気温が氷点下でも家屋内では、Tシャツに短パンで過ごすのが北海道民の習わしです。
それには、家の断熱気密がしっかりとしていなければなりません。
例え真っ赤に火を燃やしたストーブの傍では、Tシャツ、短パンでいられても……

私達は外気温に影響なく家屋内の気温を20度~24度、湿度40%~60%内を目途にしてシステム開発を行ってきました。
公的推奨(快適温湿度)の20度、50%で露店温度(結露になる温度)は、9.3度です。

外気温が氷点下になると、例えトリプルガラスLow-Eの最高性能窓でも9.3度以下の部分が生じます。
つまりそこには必然的に結露が発生するのです。
これを20度の湿度30%にすると露点温度は1.9度になり、殆ど結露は生じません。

これが過乾燥という現象で、静電気が起きウィルスなども発生し易くなります。
快適で健康に過ごすためには、窓の下部にうっすらと結露の生じるのがベストなのです。
ファースの家は、その微妙な加減を床下のファースシリカが担っています。



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