ファースの家の輻射熱冷暖房とは…北斗市～函館空港～新千歳空港～札幌市内

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一般的エアコンな冷暖房では、暖気が軽くて天井付近に停滞するため、下部に強制的に吹き付けるような稼働をさせています。
一方エアコン冷房は、吹き出し角度を水平にして部屋の遠くまで冷気を飛ばそうといます。

いずれもこのように、温風冷風を吹き込む方式を対流冷暖房と云われます。
ファース工法では、天井裏に設置したエアコンが、集熱ホッパー（クリーンファンネルを兼ねた仕様もある）からサイクルファンで強制的に床下に押し込まれます。

つまり天井裏の気圧を低くして、床下の気圧を上げるのです。
気圧の高い床下の空気は、その逃げ場を外皮に設けたインナー通気層を上昇して天井に。
このような形態で常に空気循環をさせているのがファース工法の特性です。

床下は温かい空気に満たされ、上昇する際に外皮に面した壁面から発する熱が輻射熱です。
太陽熱も、蓄熱暖房機の表面発熱、地べたや建物に反射した熱を天空輻射熱などと云います。
つまりは温風や冷風を直接受けない冷暖房方式を輻射熱冷暖房と云えそうです。

今日は明日の岩見沢市で行われるイベント参加のため、札幌に移動してきましたが宿泊ホテルが対流暖房でした。
画像は、ファース工法のコントロールユニットですが概念図と同じです。

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