豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

特殊な才能の大工の技…北斗市・ファース本部

2022-07-14 17:00:00 | Weblog
特殊な才能の大工の技…北斗市・ファース本部
見事な仕事ぶりを冴えた「匠の技」など云う場合があります。
元々は、神社仏閣などをつくった大工さんの技が語源との説があります。
丸太の年輪の切り口を見て南面側は、その間隔が北面側より広くなっています。
その年輪の数を読めば樹齢も分かります。
その樹木の生息した環境や、東西南北の状況を読み取る事も可能なのです。
腕の良い大工は、その木材の特性を把握してから墨付けを行います。

年輪の中心を持つ木材は、「芯持ち材」と云うようです。
木材は取り出した位置で、「板目」と言う雲形模様となります。
平行に並んだ木目のことを「柾目」模様と云います。
匠の技とは、この年輪に目を読む時点で大工の頭の中にはすでに三次元がイメージされています。
木材が仕口(木材の切り口)は、組み込んでからの構造的な絡みがあります。
木材は、乾燥収縮での狂いを生じさせますが、この際に絡み合って剛性を強めます。

木造の家づくりは、土台、柱、梁、桁などと木を上手に組み合わせて構造物に致します。
「ホゾ」と云う特殊な仕口で組み込み、釜継ぎ、追っかけ継ぎ手(画像は弊社フクチホームの大工の仕事)など色々な仕口の種類があり、その木の目を読んで確実に絡まり剛性を増す継ぎ手とします。
手刻みは、ひと削りごとに大工さんの思いや感性、その時の体調なども浮き出ます。
昨今はプレカットが主流となり、手刻みの家づくりを懐かしく思うような時代になりました。



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