私が、福地建装を創業したのが1967です。つまり今年は53年目となります。
1989年にファース工法構築、資本金を1000万円から2000万円に増資、1992年にファース工法が日本で初めてスプレー発泡施工断熱工法として公的に認定交付されました。
1993年からフランチャイズ方式で全国展開を行い、札幌事務所の開設を行いました。
1995年には東京事務所を開設して東京以西にも加盟工務店を増やして行き、その間には、専用空調キッドの開発や窓ガラスの専用化、樹脂断熱改良などを進めています。
1998年に環境省エネ賞を授賞し、2000年には研究開発室をつくり特許出願も自社で行うようにしました。2003年には10件の特許登録数、資本金を6000万円にしました。
しかし従来に無かった技術を構築して権利化して行くと、類似の既得権を持った業者さんの市場に喰い込んで行く事になり、激しい抵抗に遭うモノです。
無いモノを創り出すのは、自分だけの範疇なのですが、それを市場展開するとなると、なり振り構わぬバッシングに遭うものです。それも既存工法に関与した大学の教授などは、中学校卒の、当方のプロフィールまで引き合いに出して扱き下ろされた事もあります。
2004年頃には全国に130社もの仲間のFAS加盟工務店さんが存在しており、その工務店さんが建築した「ファースの家」が全国に建っており、ユーザー様の応援を頂いていました。
地域の工務店さんは、お施主様を幸せに出来る家づくりを行う事で安定受注が出来ます。
地域工務店だけでは遣りたくとも出来ない、断熱材開発と経年変化率、調湿剤、空調システム、施工工法などを研究開発して、最低4シーズンにわたり検証して改善します。
写真は、北見市のコダマホームさんの作品ですが、お施主様ご家族と施工工務店さんがおり、その人々の幸せこそが、私達ファース本部スタッフの幸福感となっております。
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