豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

誰の胸の中にも故郷がある…北斗市

2009-04-24 22:05:24 | ファース本部
「故郷」「古里」「故里」と書いて、いずれも「ふるさと」と読みます。
多くの人々が胸に描く「ふるさと」とは、サラサラと小川のせせらぎの音が聞こえ、畦道にタンポポの花が咲き、カエルの鳴き声が聞こえるようなイメージがありそうです。

小川のせせらぎが聞こえるのが「故郷」のような気がします。
幼い頃を過ごした家族の思い出のあるのが「古里」のようにも感じます。
今はダムの底に沈んだり、廃村となって姿を消したのが「故里」なのでしょうか。

故郷を田舎と言う人もいますが、田舎と言えば田んぼが広がり、春は田植え、夏は草取り、秋は稲刈りの風景を思い浮かべます。しかし、都会生まれで都会育ちの人も多くいる事でしょう。そのような方々も心の中には、ちゃんとした故郷を持っていると言います。

いつかこのコラムで、「故郷は心の中に根付くもの」と言う内容を記述した事があります。
NHK大河ドラマでのセリフにあったものですが、誰にも両親がおり、誰もが育った経緯があり、その経緯の中で自分だけの故郷が心の中に根付いて行くのでしょうか。
つまり、百人百様の故郷が存在するのだと言う事になります。

写真はファース本部、本社の存在する北斗市のPRポスターです。縦1.2m、横0.8mもの大きなポスターですが、新幹線の「新函館(仮称)」の駅が出来る町になります。あと7・8年で新幹線が青森から青函トンネルを抜けて北斗市の新駅に到着する事になりそうです。

「新函館」の駅名に仮称をつけたのは、新幹線の線路も駅舎も函館市に一端もかかっていないため、「新函館」の名称に様々な異論が生じているからです。
何だかんだと言ってもいずれは、新駅の名称も納まるところにおさまる事でしょう。

この新幹線の新駅は、このファース本部から車で10分程度の間近に出来るのです。
北斗市は、北海道の玄関口で都会化された町に生まれ変わり、故郷と言えても田舎とは言えないような雰囲気になりそうです。それでも、幼い頃に育ったタンポポや小川のせせらぎがある故郷の思い出は、今もしっかりと心の中に仕舞い込んであります。

今日は朝から快晴の北斗市でしたが、気温が低く桜の花もまだ蕾を固くしているようです。週末は全国的に天気が崩れそうです。
明日はハウジング事業部で「住まい勉強会」の企画を予定しているようです。

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