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心臓は絶えず動いているのですが、膨らんで血液をカラダ全体に押し出したときのは一瞬、停止しているのだそうです。
生命を維持し続けているうちは、常に稼動し続ける心臓ですが、いつかは完全に停止する時期も必ずやってきます。
動いているモノは、必ずいつか止まる時がやってきます。
動いているからこそ、止まる事ができるとも云えそうです。
人命だけでなく、装置などの機械も止まりかけているからこそ、また稼働し始める事の意義に気付くともあります。
息づくものに「静と動」は必ず交互にやってくるのが道理なのでしょう。
私達、人間はあらゆる面で「静と動」の繰り返しで継続しています。
人の生命と同じく、企業の生命は、そこ人々のコントラストで息づいているように感じます。
人々にコントラストがあるからこそ人生って面白いのでしょう。
真っ白があるから、グレーがあり、黒が出来、彩色を施す可能性があります。
真っ黒の素地には、そもそも真っ黒の色づけなどが出来ません。
色の付いた素地では選択肢が狭くなると言う事でしょうか。
今日は60年近いお付き合いがあった方が亡くなり、その告別式に行ってきました。
常に控えめで目立たない人で、当方とは正反対の生き方をした方だと思われます。
いつも穏やかで誰からも慕われた彼の生き様に共鳴する部分が多くあります。
彼は常に「静」を大切にして88歳の人生でした。
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