豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

営業費用はゼロに近いほど良い…北斗市

2019-12-21 14:33:47 | ファース本部
木造住宅を建築するには、使用する木材の情報をしっかりと把握しておくことが重要です。乾燥度合いの悪いもの、粗悪な集成木材、ストック中に腐食しそうな安価なモノもあります。安価な木材には充分な見極めが必要です。

家づくりでは、その木材を組み込むため、多くの補強金物を使用します。
昔は釘やビスも含め、一切の金物を使用しないで家づくりを行った時代もありました。
もともと日本の木造建築は、金物に頼らないのが特徴でもありました。

純粋な木造建造物は、ある程度木材の含水量を保有させ、組み込んでから乾燥収縮させることでの微妙な狂いで、ホゾが絡み合い接合部を強化する匠の技が確立していたからです。
昨今では、集成材や乾燥木材の普及で金物をしっかり固定させる事が重要となりました。

市販されている金物は、基本的に公的強度認定を取得しており、安価でも強度的に問題が生ずる事は極めて少ないのです。むしろ予算のない工事現場では、大工さん等の手間請け費用を安価で施工精度に問題を生ずる場合があります。

鉄骨プレハブ系の住宅がありますが、鉄は木材の70倍も熱を伝える鉄が構造体です。
その大半は、大手住宅メーカーが販売しています。
温熱環境対策は、極めて低いレベルであり、徹底した量産システムを確立しているにもかかわらず、決して安価な家ではありません。  

営業費用に膨大な経費を費やしているからです。
地域密着工務店は、普段の地域活動やメンテナンス業務が、お施主さまとの信頼を得ており、自然な活動が受注に結び付き、つまり営業費用を殆ど掛けていません。

その金の生まない営業費用分を、家づくりの中身に生かすことが出来ております。
写真は加盟工務店、道東の犬飼工務店さまの店頭に掲げた広告板です。

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