豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

広がるコンプライアンスの意味…北斗市~函館~東京~富山空港~高岡~富山

2009-02-04 20:35:11 | ファース本部
法令順守の事をコンプライアンスと横文字で言います。
昨今、コンプライアンスの意味は、法令順守だけでなく広範囲に意味で使われています。
法律を守る事はもとより、社内規定、学校の校則、組織だった約束事なども含むようです。

高級官僚の天下り問題が国会政局の話題になっています。
高級官僚の人々が「渡り」と言われる天下り先を転々と転職し、そのたびに退職金を受け取ると行為も、これまたコンプライアンスが問われるのでしょう。

鷹はどんなに飢えても、お百姓さんが汗して育てた穀物の穂をついばんだりはしないそうです。
昔から鷹とか鷲は正義の象徴であると言われ、徽章や紋章などに鷹の姿が使用されます。
組織の中で思い責任に在る人は、まさに鷹、鷲のような行動が求められるのでしょう。

政治家の経理処理の不正、企業においては粉飾決算、不正表示などは、コンプライアンスを無視した行為であり、露見すると企業破綻するなど、存亡の危機に立たされています。
「衣食足りて礼節を知る」と言いますが鷲や鷹はお腹をすかせても義を重んじたようです。
多くの剰余金を積んだ企業が、脱法行為や違法行為を行い、発覚すると嘘と言い訳に終始したり、家族に促されてようやく本当の事を言ったりと、このような記者会見を見ていると人間内部の恥部を面々と曝け出しているように思います。

コンプライアンスを問われた経営者は命がけで企業を守ろうとしなければなりません。
企業を守る事は社員や協力業者、顧客を守る事なのです。
経営者は、コンプライアンスに照らした行動が必要で、コンプライアンスとは人様に誇れる正義の行動とも解釈出来ます。

今日はマイナス4℃の函館空港から東京経由で煙の噴き上げる浅間山を眼下に見ながら、日本アルプスを飛び越え、富山にやってきました。
写真は㈱三協テック富山、社長の稲垣隆夫さん(中)と担当の奈良敏夫さんです。
三協テックさんは、例のサッシ不正認定で苦境に追い込まれている三協立山アルミの関連会社です。
一握りの社員の軽率な行為が、長年に亘って培った大企業の信頼を一瞬のうちに失墜させるのです。
稲垣社長さん達とは互いに協力し合い、信頼回復に努める事を確認し合いました。
富山は雪が全く無く、真っ青な大空が広がっていました。明日は信州へ移動です…
以前のサイトです
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
過去のブログの全てを収録・総集編
函館市・北斗市周辺での家づくりは
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 人の悩みなどは小さなもの…北... | トップ | ママさん細腕奮闘記…富山~直... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ファース本部」カテゴリの最新記事