豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

感性を磨くとは…恵庭市~札幌市

2008-12-10 20:44:14 | ファース本部
私も含めて創業者の方々は、企業経営するにあたり営業や経理などの基本的な事を勉強したと言うより、むしろスタートして実践しながら身体で学び取ったと言う事でしょう。
経営学と言う基本は勉強できても、その時代背景や市場環境、そして自らの身体能力や思考能力がそれぞれ異なり、教科書を読んでの経営などは、実践できる訳でありません。

創業者にとってその市場背景で経営を行う事は、手本がまったく無いも同然です。
前に進みながらも手探り状態で掴み取るしかないのでしょう。
実際に教科書で教わった事を社会で実践できることはとても少ないと思います。

経営者が重視するのは『直観力』だと、ある経営コンサルタントが言います。
直観力とは多くの経験、特に失敗と成功の積み重ねでインプットされた情報から得たもので良いか、悪いかを瞬時に見極める力です。またこの人は役に立つ人か、立たない人かをも、瞬時に判断し、この仕事を進めるか、辞退するかの判断なども、様々な情報や資料を検証しつつも、最後は「直観力」で選択するのでしょう。

企業経営に必要な直観力は、家づくりにおいて素人の建主さんが行う場合、とても大きなリスクが伴う場合があります。

テレビコマーシャルやパンフレットなどで、造形や機能などを潜在観念でインプットさせ結果的に悔いの残す買い物をする事が多いと言います。
ハウスメーカーの営業マンの第一印象で一生一代の家づくりを安易に契約する場合が多いと言います。
やはり鋭く底を見通せる直観力は、多くの情報を肯定的な受け止めて感性を磨き上げる事なのでしょう。

今日は北海道電力の関連会社「ほくでんサービス」札幌支店を訪問し、土居支店長(写真)と懇談して参りました。土居さんとは平成元年からの付き合いですが、彼こそ暖房も含めたシステム電化を電力会社の受け入れさせた先駆者です。土居さんと一緒に蓄熱暖房機のレンガを持ちながら、道内を回った事を思い出します。
そのオール電化住宅が今や全国で当たり前に建築されています。

土居さんの先見の明があってこそ現在のオール電化住宅なのですが、彼の時代を見据えた感性があっての事でしょう。
穏やかな一日の札幌でしたが夜は雨になりました。明日は伊達市方面に…

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