落としても転がしても壊れない家…北斗市・ファース本部
断熱材の大きな役割は、外部の温度や湿度を遮断することです。
現在の日本の断熱材は、断熱性能の引き出す事だけにしか目的をおいていません。
高温多湿の日本列島では、湿度対策も必須になると思われます。
北海道で誕生した断熱方式は、氷点下が連日続く寒さ対策が大きな目的でした。
そのまま湿度の高くなる本州で採用した場合は、冬の効能に問題はないのです。
しかし夏場の多湿時季には、湿気を呼び込む可能性があります。
本州の夏季間では、気温30度、湿度80%になることが多くあります。
この30度、80%での露点温度(結露の発生する温度)は26.2度です。
室内で26度くらいの冷房を行えば、グラスウール断熱材の室内側に貼った気密シートのポリフィルムが露点温度になる可能性があります。
北海道ではともかく、夏場に多湿になる本州でのポリフィルム気密層は多くの課題を乗り超えなければなりません。
そのためファース本部は、34年前に日本初の樹脂スプレー発泡断熱工法を開発しました。
断熱だけでなく室内湿度を一定化するためには、完全気密層を構築する必要がありました。
それは、完全密閉となり室内の空気汚染や換気で負圧状態となるなど、多くの課題を克服する必要がありました。
オール電化にしたにも特化した気密性能に対応するためです。
この気密性能を高めると云うことは、構造部材との密着強度も必然的に比例します。
画像は、試験ボックス(2m×2m×2m)を高さ7mから落下させる試験です。
この試験でまったく壊れない強度を確保しました。
この34年間で震度7の中越沖地震など震災に遭遇しましたがファースの家は、大きな被災を免れることが出来ました。
「地震、雷、火事オヤジ」とは、怖い順に並べたことわざです。
地震にも、雷にも、火事にも(ファイヤーストッパー)にも強く、最後のオヤジ(カミさんの財布に優しい)も強い家となります。
落としても、転がしても壊れない家が「#ファースの家」なのです。
「#ファース工法」「#空気サラサラ」「#ファースの家」「#福地建装」
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