豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

湿度管理の家づくりとは…北斗市・本社

2022-12-06 16:53:41 | Weblog
湿度管理の家づくりとは…北斗市・本社
気温20度、湿度60%の時の60%湿度を熱に換算すると22.27度になります。
20度、湿度50%で18.5度ですから、僅か10%上がっただけ2.77度の温度に相当します。
私は平成元年、調湿の出来るオール電化専用住宅「ファースの家」を構築しました。

湿度管理を行うには、燃焼ガスの発生させない電化方式にする必要があったからです。
寒冷地エアコンもなく、暖房は蓄熱暖房機、給湯機はありましたが充分な貯湯量でなく、厨房のクッキングヒーターなど真っ赤に熱したニクロム線しかありませんでした。

オール電化の目的は、必要最小限の換気量で家屋内の「湿度と気温」を最良な環境で保持する事が可能にするためです。
床下には、乾燥剤シリカゲルを処方、湿気の吸排出をするようにした「ファースシリカ」(写真)を開発しました。
シリカゲルは調湿だけでなく、空気汚染物質(VOC)も吸着します。

ファースシリカを床下に約300㎏の敷設で約240リッターの水を貯えるキャパがあります。
この240リッター(一升瓶133本分)の水が乾燥時に放出して乾燥を防ぎ、多湿時には湿気を吸着します。
前述したように湿気も熱なので効率の良い調湿は、省エネにもなります。

この調湿機能を持たせるには、極めて高い気密性能を家に持たせる事が必須なのです。
硬質ウレタンのスプレー発泡断熱施工で生み出した効能の一つでもあります。



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