豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

蓄熱量の多い家づくり…北斗市・本社

2022-12-26 17:03:28 | Weblog
蓄熱量の多い家づくり…北斗市・本社
昨今の豪雪は、中越地域だけでなく日本海側全般に広がっています。
私達のファースグループ工務店は、全国各地で活動しており、自然災害が何処で起きてもそこにFAS加盟工務店や「ファースの家」のユーザーさまがいます。

この度の湿った大雪で、道北の門別町で鉄塔倒壊事故が起きました。
道東は-20度を下回ることもあるのですが、湧別町のファース工務店、柴田建設工業の専務、柴田裕次郎さんに電話で様子を聴きました。
柴田建設工業さんも一時的な停電に見舞われたそうです。

またこの地域は、柴田さんの建築した「ファースの家」が多く存在する地域でもあります。
柴田さんもファースの家に住んでいますが、まる一日24時間の停電で23度の室温が19度まで低下したそうです。
4度の室温低下なので、上着を一枚だけ羽織って済んだといいます。

ファースの家は、蓄熱量(熱容量)を多くなるような仕組みになっています。
断熱、気密層の内側に在る部材の総ては、熱を蓄える特性を持っております。
40坪の家において断熱層内側の木材は、体積が約30立方メートあります。
この蓄熱量を計算すると、木材比熱0.3、比重0.4なので蓄熱量計算は次のようになります。

30×1,000(リッター換算)×0.30×0.4×=3,600kcal。
暖房快適温度の23℃時から19℃まで4℃を放出する場合、4×3,600=14,400kcal。
これは4,0kw(3440kcal)と、大型暖房機に相当するため、丸一日の寒さをしのげました。
画像は、柴田建設工業さんが遠軽町に施工したファースの家です。



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