若狭小浜の仏谷の海辺 映画ではおりんの在所を鶴川と訪れ、鶴川が逮捕されてしまう。
70歳を過ぎ彼岸が気になる年になると、寺社仏閣が目に留まる。車を走らせながらそんな表記が現れると、寄って行こうかなんて、すぐ思ってしまう。それはさておき、おりんと鶴川は柏崎の祭りで別れ別れになるのだが、原作では鶴川は若狭三方の片手観音で会おうと言って、柏崎の海辺で大八車を引いて行ってしまう。このように原作での再会は片手観音なのだが、映画では長野の善光寺である。これは善光寺の扁額がしっかり写り、ロケ地がわかる。しかも映画の中でロケ地が特定できるのはこのシーンだけである。
片手観音と言われる所以。ここの観音様は右手首が欠損していることからだという。
駐車場から見える三方五湖。桜は一分咲
下の駐車場から緩い坂を700m〜800mは登る。上にも何箇所か駐車場はある
妙法石(鶏鳴石)この石から鶏のなき声を聞いたことから観音様の力が働いていると言われている。
また弘法大使が観音様を掘っているときに夜明けを告げる鶏の声を聞き、観音様を完成させることなく山を降りたとされている。
この項続く
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