4時半。残月があかねに染まり始める。
気は早るが9月の夜明けは思いの外遅い。6月の朝なら3時半には夜明けの印が見えるのだが。
頸城の山々。モルゲンロートはもう直ぐである。
5時半過ぎ、山上に陽が射し始め、足元が明るくなる。
大きなポイントではまずは丸々と太った尺上が出てから、小兵が出てくる。小兵といえど8寸以上。
源流の魚止め手前の滝と、魚止め滝で尺上が出た。
次々と釣れる良型のプール。
大きなポイントの前にある大岩にあった吐き出したと思われる20cmほどの岩魚2匹。食べきれなくて吐き出したのか、ここにハヤニエのように残したのかは不明であるが、犯人はアオサギだと思われる。というのは他のポイントで大きなアオサギが逃げ去ったからである。そのポイントには、大きな岩魚が腹を出し浮かんでいた。
今回最大の34cm。豊穣な自然に感謝!
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