記名にごぜどん、かごしま とある
発端は2013年にオークションで買い求めた瞽女人形だった。
瞽女の足跡を記録する為に瞽女に関する資料を種々集めたが,なかなか手に入らなかった物が立体としての瞽女であった.平面ではない立体の瞽女,それは土で形作られた人形,多くはないかもしれないが瞽女の人形は存在した筈である。
2013年は瞽女の人形を見つけに福島を始め、東北、信州と人形作家や人形館など尋ねたが、結局、上記の人形以外の瞽女人形はわからなかった。
写真角度は違うが、造形も同じに見える。メルカリに出品されていた瞽女人形 鹿児島県の帖佐人形である。色つけ、デザインは同じである。
最近、メルカリでこの人形が売りに出ていた履歴を見つけ、ようやく「ごぜどん、かごしま」 の来歴を知る事ができた。
色付け、デザインは違うが、「ごぜどん、かごしま 」と同じである。画像は現行で売られている「三味線弾」である。盲目の瞽女ではないが、ごぜどん、かごしま と造形は全く同じと思われた。
土人形の型は粛々と受け継がれていたようである。
瞽女人形ではないが「ゴッタンを弾く人形」ゴッタンとは、
「ごぜどん、かごしま 」で分かった九州、鹿児島県の瞽女、「ゴッタン」とは、次の項で鹿児島県の瞽女について書いてみたいと思います。
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