高麗橋桜花店主 徒然日記ー料理人はどこまでできるのか ー

「高麗橋桜花」店主森田龍彦の思ったことを綴る日記のようなものですので個人的感想にとどまるということご了承下さいね。

初講演ー料理人はどこまでできるのかーその2

2007-03-20 | 農業・食育・食文化について

  講演会場は神戸ポートピアホテル。大有研とは大違いにリッチです。事前に講演の内容のレジュメをお配りして、私自身もこのレジュメにいろいろと肉付けをしながら進めて行こうと何度も何度も目を通す。でも、その度に書きたいことが沢山出てきます。

 講演前に周りを見渡すと、大有研の農塾でもお世話になった市島の橋本さんや能勢の菅原さんの姿が。後から気づいた人では枚方の中嶋さん。とても素敵な生産者さんの前で何を話を・・・。 司会の方にご紹介を頂き、壇上へ。 あれれ、、思ったよりも落ち着いている自分にびっくり。

 実は、この講演の数日前に天神坂の上野のおやっさんにこのレジュメを見てもらいました。それは、上野のおやっさんから教えて頂いたことを抜きにして、今の私の活動を語ることが出来ないからです。そして、安易におやっさんからの教えを伝えて、間違っていたら大変です。おやっさんをお訪ねする時は、いつも緊張や不安や期待などなど、心がドキドキする。物腰柔らかでとても優しい眼差し。とても深い情を持ちながらも、心底厳しい。 憧れであり、目標の存在です。

 しばらくご自宅で紅茶を頂きながらお話して、その後近くの小料理屋へ連れて行ったもらいました。一緒にご自宅に帰ってくるまで、約6時間。 振り返ると、あっという間の時間でした。まだまだ、お釈迦様の掌の上の猿みたいな私。でも、いろいろとお話させてもらえて、とても良かった。レジュメの内容を認めてもらったのが、とても心強かったです。この数年間の自分の中での料理人としての理想と現実のギャップ、いろいろな人から頂いた教えや感動を素直に話そうと割り切れた。

 会場の雰囲気にも徐々に慣れてきて、周りも見渡せるようになってきた。反応もなかなか良さそうだ。と思ったその瞬間、右手がグラスに当たって、水がこぼれた・。ウゥ、やばい、かっこ悪い。。  続く。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
その調子で頑張れー。また、飲も (トミヅル コウ)
2007-03-20 09:01:18
その調子で頑張れー。また、飲も
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 トミヅルさん (森田 龍彦)
2007-03-23 02:14:17
 トミヅルさん
 ご声援、ありがとうございます。

 まだまだ努力不足です。
 もっと出来ることがたくさんあるはずなので、
 もっと頑張ります。

 応援、よろしくお願いします。
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