誰でも人には嫌われたくないから気づくと誰にでもいい顔をし
てしまいがち、ついついいい人を演じてしまい、自分を苦しめ
てしまうことはよくあることである、本当は人は自分が思うほ
ど自分のことを気にかけてくれないもので、それが普通なのだ。
他人に気に入られる自分より、自分が好きな自分になること、
他人のための人生でない自分のための人生を生きること、確か
に人間関係は大切、でも人間の最大のストレスは人間関係であ
る、そのことに異論を唱える人はいないような気がする。
人生はひとりで楽しい、みんなで楽しいの両方が必要でどちら
が欠けても人生は楽しくないと、漫画家の小池一夫氏はエッセ
イで述べてたがそれは現役世代に向けたメッセージだと思って
る、老後の生き方の基本は孤独である、誰にも邪魔されず、人
に気を遣わずに済む自分だけの時間、それだけで人づきあいの
ストレスは激減するはずである、人生の後半期は自分のために
生きる、大切なことだと思っている。