団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

60代男性脳梗塞から学んだ当たり前の有難さ

2022年04月08日 | 生き方

人間の幸せを考える時に最も重要なポイントの一つが慣れと言

われてる、例えば健康な人は自分が健康であることに慣れてし

まう、要は健康のありがたさを感じない、一方病を抱えて健康

に慣れてない人は仕事に行けることはありがたいと感じる、そ

のことが当たりまえのことではないからである。

 

ある雑誌に掲載された60代男性の事例であるが、夜間頻尿に

悩まされ夜中に何度もトイレに起き、睡眠が妨げられるように

なり夜中のトイレを嘆いてた、その男性が脳梗塞で倒れ入院、

本人にしてみれば予想しない病気に衝撃は大きかった。

 

トイレに一人で行けない、それでもリハビリの成果と本人の努

力もあり、トイレに行けるようになった、夜間頻尿は相変わら

だったが脳梗塞を体験してから自分でトイレに行けることが

せであることを実感した、自分で起きて自分でトイレに行け

ことが当たり前と思っていたがそうでないとわかり夜中のト

レも嘆きから感謝に変わったという、病気になることは避け

いが脳梗塞になったことで、当たり前の有難さがわかった、

さに男性にとって人生観が変わった瞬間であった。