団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

穏やかな最期とは家族の問題でもある

2022年04月13日 | 

人工呼吸器をつけた人にはは痰がつまらないように数時間ごと

に痰を吸引するが意識のない人ですら苦しさに体を震わせる、

動いて管を引き抜いてしまわないよう手にはミントがはめられ

縛り付けられてる、11年前に亡くなった父の晩年がそうだっ

た。

 

医師に「なにもしないと明日まで持ちません」と延命治療の選

択を迫られ時間の猶予もなかった「治療をしないでいいです」

とは言えないものである、治療中止を希望したら見殺しにした

気分に苛まれると思い延命治療を選択したが今だに後悔してい

る。

 

医師は治療をしないと敗北、治療することが使命感であること

は理解できる、しかし本当は点滴を減らし水分を抜いて乾かし

たほうが患者にとって苦痛が少なかったのではと思っている、

父の時の反省点を踏まえ2年前に亡くなった母の晩年は延命

療を選択しなかった、穏やかな最期とは家族の問題でもあるこ

とを痛感してる。