人工呼吸器をつけた人にはは痰がつまらないように数時間ごと
に痰を吸引するが意識のない人ですら苦しさに体を震わせる、
動いて管を引き抜いてしまわないよう手にはミントがはめられ
縛り付けられてる、11年前に亡くなった父の晩年がそうだっ
た。
医師に「なにもしないと明日まで持ちません」と延命治療の選
択を迫られ時間の猶予もなかった「治療をしないでいいです」
とは言えないものである、治療中止を希望したら見殺しにした
気分に苛まれると思い延命治療を選択したが今だに後悔してい
る。
医師は治療をしないと敗北、治療することが使命感であること
は理解できる、しかし本当は点滴を減らし水分を抜いて乾かし
たほうが患者にとって苦痛が少なかったのではと思っている、
父の時の反省点を踏まえ2年前に亡くなった母の晩年は延命治
療を選択しなかった、穏やかな最期とは家族の問題でもあるこ
とを痛感してる。