狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

大爆笑!命の砦 未明の侵入?「診療支障」?

2010-03-13 13:47:45 | 未分類

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車を運転する者なら誰でも一度くらいは他人の敷地に迷い込んだ経験があるだろう。

いつも通いなれた道ならともかく、知らない町の知らない道で、途方にくれて方向転換をしようと大きな広場に侵入した。 そこが、公道ではなく個人の私有地だと知って慌てて「逃げた」ことは、かく言う筆者も何度か経験がかある。

この場合他人の敷地に無断で侵入したのだから法令違反になるのだろうか。

少なくとと道路交通法違反にはならないので、その現場をたまたま警察官に目撃されたとしても違反切符を切られることはない。

ただ、悪意をもった地主が「家宅侵入罪」等で訴えたらどうなるのか。

幸いにして筆者の場合、そんな悪意を持った地主に遭遇しなかったので法令違反で告訴された経験はない。

道路交通法上で日本の公道の通行を認められている米軍車両が、間違って病院の駐車場に迷い込んだ。 そこが公道でないと知って方向転換して出て行く際、慌てて縁石などに傷をつけてしまった。

ドライバーに問題があるとしたら次の三点が考えられる。

(1)病院の敷地に無断で侵入した

(2)その際、道路の縁石等を破損させた

(3)病院側に連絡をせずそのまま「逃亡」した

他人の敷地に迷い込むことをその度に一々問題化していたら日本の警察は何人いても足りいだろうし、(1)の場合故意ではないので特に問題とは思わないが、(2)と(3)に関してはドライバーが責任を問われても仕方がない。

だが、果たしてこれが連日新聞の一面と社会面のトップを飾るほどの重大問題なのか。 はたまた新聞が社説を掲げて糾弾すべき重大犯罪なのだろうか。

沖縄タイムスの次の大見出しを見たら米軍が病院に夜襲をかけて、病院の設備を破壊し診察業務に支障を来たしたような印象である。

命の砦 未明の進入

「診療支障」

米軍に不信 県立中部病院

命の砦 未明の侵入 「診療支障も」米軍に不信県立中部病院 (2010年03月12日 09:38)

いやはや、恐れ入った。

記者は土地に不案内の米兵のドライバーが病院の駐車場に迷い込んだだけで「命の砦に米軍が未明の侵入」と想像たくましくし、慌てた車両が縁石を破損させただけで「診療支障」と空想する。

沖縄タイムスの記者は空想小説の作家にでもなった方が成功するのではないか。

一方の琉球新報は社説で、県議会で抗議決議をすべしと扇動しているが、これは一昨年年の「米兵女子中学生暴行事件」と同じ構図である。

新聞の扇動に乗った県議会が、不良米兵と不良中学生の単なる「ナンパトラブル」に抗議決議をし、遂には県民大会を開くという恥さらしをしたことは記憶に新しい。

早速、民主党県連の喜納昌吉代表、山内末子副幹事長等が外務省に「地位協定違反」として抗議をしたようだが、

交通違反にもならない些細な事故で「地位協定違反」もヘッタクレもあるはずもなく、ここでも民主党沖縄県連が大恥を晒している。

地位協定違反「当たらない」 中部病院米軍車侵入2010年3月13日

 

琉球新報は昨日(12日)のコラム「金口木舌」でこのような「金口」ならぬ「大口」を叩いている。

琉球新報 金口木舌 2010年3月12日

 「真実の報道を」と、言われて戸惑った。新聞は事実を伝えるが、どこまで真実に迫っているのか。事実を積み重ねることで真実に近づくと考えるのだが、同じ事実でも伝え方で印象が変わる

 

 

いやはや、恥もなくよくもこのような文が書けるものだ。

金口木舌とは「きんこうもくぜつ」と読むらしいが、大口を叩く一方で「不都合な真実」(星さん、上原さんの告発など)には黙殺で通す破廉恥な態度には、「大口黙殺」(おおぐちもくさつ)の方がお似合いではないのか。

沖縄二紙を称して「裸の王様」と書いたが、このような些細な交通違反をまるで米軍が夜襲をかけたように騒いでみたり、

不良米兵と不良中学生のナンパトラブルを「婦女暴行事件」或いは「拉致事件」として号外を出すようなことを繰り返すなら、そのうち読者が何も信用しなくなる。

「裸の王様」に続いて「狼少年」のニックネームが命名されのではないか。

それにしても駐車場に迷い込んだだけで、抗議の県民大会を開いて拳を突き上げるような恥晒しは、勘弁して欲しいものだ。

沖縄タイムスと琉球新報のねつ造報道は恥知らずだと思う方、

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【おまけ】

道に迷っただけで「非常識極まりない事件」「人命にかかわる事態」と、誇大妄想に耽る新報社説。

米軍車両侵入 規範意識の欠如が原因だ

琉球新報社説 2010年3月13日 

 またしても米軍による非常識極まりない事件が起きた。海兵隊の大型牽引(けんいん)車とジープ型の車の合わせて2台が11日未明、県立中部病院の救急搬送路に無断で侵入したのである。通行後、敷地内のガードレールや縁石などの破損が確認された。
 同時刻に救急車両が到着していたら、患者の搬送に支障を来し、人命にかかわる事態にもなりかねなかった。

 

 


最高裁判断に影響か、国立歴史民俗博物館の判断が

2010-03-13 06:44:49 | ★集団自決

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今回の国立歴史民俗博物館の判断で、集団自決に関わる「日本軍の命令或いは強制の有無」については、国の三つの機関が「軍命削除」という判断をしたことになる。

高嶋琉大教授が錯乱したり、沖縄タイムスが追い詰められてその「錯乱コメント」をそのまま掲載したりで、「軍命あり派」が狼狽するのもある程度理解できる。 

だが、結局その記事が読者を愚弄した結果になるのをタイムスは理解しているのだろうか。

「軍命削除」と判断した三つの国の機関とはこれ。

(1)2007年の教科書検定意見⇒文部科学省

(2)2008年の集団自決訴訟の大阪高裁判決⇒高等裁判所

(3)今回の国立歴史民俗博物館の判断⇒大学共同利用機関法人

国立歴史民俗博物館は、その法的根拠は、国立大学法人にあるというから国立という文字通り国の機関と言ってよい。

このように国の機関が次々と事実上「軍命はなかった」と判断したのだから、「軍命による集団自決」というデマの張本人である沖縄タイムスが、度を失うのも納得である。

歴博対応に疑問と反発 「集団自決」の軍関与削除委員ら議論不足を指摘
沖縄タイムス  2010年3月10日 09時37分      

 国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)が、沖縄戦の「集団自決(集団強制死)」の記述から軍の命令などの文言を削除し展示する問題で、軍命の有無をめぐって係争中の裁判を主な理由に挙げる同博物館の説明に、地元の反発が強まっている。展示内容に助言する立場の大学関係者らから「解説文を練り上げる作業が絶対的に足りない」などと、議論不足を指摘する声が漏れる。

 沖縄戦や原爆投下をパネル3枚で説明する「大量殺戮(りく)の時代」の展示案は昨年9月、東京大大学院や防衛大学校などの歴史学者ら館内外の20人でつくる展示プロジェクト委員会に提示され、同博物館は委員の助言を受ける形で準備を進めてきた

 先月中旬には、各委員に解説文の「最終校正」原稿を送付。関係者によると、その時点では「集団自決」と題した項目があり「軍人からの指示や命令など、住民の意思決定を左右する戦時下のさまざまな要因があった」などと記述。

 3月に入って「集団自決」の項目が「戦場の民間人」に変わり「犠牲者のなかには、戦闘ばかりでなく、『集団自決』に追い込まれた人びともいた」などの表現になったという。

 ある委員は「委員会で『集団自決』に具体的に触れた記憶はないが、その後、博物館側が個別の委員とやりとりして表現を変えたのかもしれない」と推測。報道で削除の事実を知ったという別の委員は「校正段階で削除されたことが分かっていれば、クレームを付けていたと思う」と語った。「軍命」について、同博物館側に注文を出したと明かす委員もいる。「軍の関与を否定する委員はおそらくいない。ただ、命令があったというなら、防衛省の実物史料などを使って実証的に展示するよう要望した。その意見は反映されず、突然『集団自決』の項目自体がなくなった」と、同博物館の対応を疑問視した。同博物館は沖縄戦の記述を含む新常設展示室「現代」がオープンする16日までに最終の展示委員会を開き、展示内容の確認などを行う予定。

抗議文作成へ 実現させる会

 国立歴史民俗博物館の「集団自決」の記述をめぐる問題で、県内6団体でつくる「9・29県民大会決議を実現させる会」(世話人・玉寄哲永県子ども会育成連絡協議会会長)は9日、団体の代表らを集めて11日に緊急の会合を開き、同博物館あての抗議文の作成などを協議することを決めた。

 同会は、県老人クラブ連合会や県青年団協議会など6団体で構成。高校歴史教科書の「集団自決」の記述から軍強制を削除させた教科書検定意見の撤回を求めて活動している。

 玉寄世話人は「歴史を学ぶ博物館で、来館者に誤った伝え方をされる。最高裁で係争中ということを根拠にせず、史実通りの展示を強く求めたい」と話した。

                     ◇

国の機関より、むしろ「軍命派」に打撃を与えたのは地元有識者による沖縄タイムス、琉球新報に対する断罪である。

昨年の5月、地元の文芸誌『うらそえ文藝』で、星雅彦、上原正稔両氏が『鉄の暴風』のデタラメを告発し、記者会見まで開いたにも関わらず、現在に至るも一言の反論もなく、ひたすら沈黙を守っているのは周知のこと。

星、上原両氏はそれまで沖縄タイムス、琉球新報の両紙に定期的に寄港していたのみならず、両紙を発行元にした著作まである人物である。 

そんな両氏が沖縄紙に反旗を翻し、デタラメな歴史観を断罪し、謝罪を求めたとしたら、沖縄の論壇から閉め出されるのは自明である。 それを承知の上で告発に踏み切った両氏の覚悟の重さに、まともに反論も出来ず、頬被りの卑怯な態度を続けているのが、沖縄タイムスと琉球新報の今日この頃である。

「集団自決訴訟」の一審、二審で、挙証責任のある被告側が、遂に証明できなかった「軍命」については、

もはや張本人の沖縄タイムスさえまともに反論もできないほど論理が破綻している。

沖縄タイムスは今回の国立歴史民俗博物館の展示変更に怒り心頭のようだが、

同記事によると展示変更は「歴史学者ら館内外の20人でつくる展示プロジェクト委員会に提示され、同博物館は委員の助言を受ける形で準備を進めてきた」という。

博物館が勝手に展示内容を変えたような文面だが、館内外の歴史学者20名の助言による変更というではないか。

子どもの名を借りた左翼アジテーターの玉寄哲永氏(県子ども会育成連絡協議会会長)は、「歴史を学ぶ博物館で、来館者に誤った伝え方をされる。最高裁で係争中ということを根拠にせず、史実通りの展示を強く求めたい」とピントはずれな発言をしている。

歴博館の展示変更に対し「誤った伝え方」といちゃもんをつけているが、いつも感情論で語るこのお方、既に正誤の判断が出来ない幽玄の境地に至っているのだろう。

国立歴史民俗博物館は、素人の感情論ではなく、館内外20人の歴史学者の助言に従って、展示内容を変更したのである。

だがなにより、歴史学者の中でも、中村政則一橋大名誉教授という「軍命派」学者の助言が大きく影響を与えたという事実がタイムスにとっては一番の打撃だろう。

沖縄タイムスに取って中村教授は強力な応援団の筈で、そのため同紙の文化面には中村教授の「タイムス応援論文」が頻繁に掲載されていた。

その応援団の親玉に「裏切られた」のが、タイムスに動揺を誘ったのだろう。

沖縄タイムスは、何かというと玉寄哲永県子ども会育成連絡協議会会長や、老人クラブの会員といった歴史の素人の感情論を引き合いにだすが、そろそろお抱えの歴史専門家による「公開討論」でもする時期ではないのか。

少なくとも星雅彦氏と「上原正稔氏へのまともな反論は「軍命論」を扇動してきた報道機関としての最低限の責務ではないか。

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親が変われば子供も変るー親学のすすめ

第6回「親学」講演会

講師:明星大学教授 高橋史郎先生

 

親は子供にどう関わるべきか。
「人生最初の教師」となる親の責任が問われている。
親として子供の発達段階に応じて、どのように人格形成を図っていくかを学び、その為には、
家庭で配慮すべき事は何か。母親と父親の役割は何か等、成長に応じての関わり方を模索
する「親学」が求められています。親学推進協議会理事長の高橋先生を講師に、今回、中部の地で親学の学びの場が開かれます。ふるってご参加下さい。


※「親学」は「親としての学び」と「親になる為の学び」の二つの側面から学んでいきます。

 

●入場料:1000円

●とき:2010年 3月14日(日) 午後2時開演

●ところ:うるま市健康福祉センター 「うるみん」 3F ホール
TEL:098-973-4007

【講師のご紹介】高橋史朗先生 
昭和25年生まれ。早稲田大学大学院修了後、米スタンフォード大学フーバー研究所客員研究員、臨時教育審議会(政府委嘱)専門委員、神奈川県学校不適応対策研究協議会専門部会長、その他、現在:明星大学教授、埼玉県教育委員長、感性・脳科学教育研究会会長、親学推進協会理事長、親学会副会長
 

事務局 TEL098-889-1305、2023   FAX098-889-6496
※この「親学」講演会は、競艇の交付金による日本財団の助成金を受けて実施します。